サタスペパロ

水城沙月ｰMIZUSIRO SATSUKIｰ

元：サツキ

百合香の家に土地を貸している関係で昔から縁が深い大地主の娘。

仕事代わりに日下部組でコンパニオンの真似事のようなことをすることもあるが、基本はほぼ百合香の愛人。

護衛につけられた幼馴染みの彰太のことも気に入っており、アプローチをかけるがいつも断られている。

争いごとは好まないが、できないわけではない。

特に大柄な体格を馬鹿にされたときの怒り方はすさまじいものがある。

日下部百合香ｰKUSAKABE YURIKAｰ

元：ユリカ

地獄組の下部盟約「日下部組」の頭領娘。

主に武器の密輸入を担当しており、地獄組の武器庫のような家。

その実力は折り紙付きで、彼女の刀で切れないものはないと言う。

いつも沙月を連れており、縁談も全て断っているので沙月が愛人だと思われている。それについて否定したことはない。

彰太は護衛であるが、弟分としても可愛がっている。

飛 道健とはなにかと仕事でかち合うことがあり、邪魔をされることも多いためいつか絶対に殺してやると思っている。

東堂彰太ｰTODO SHOTAｰ

元：カルミン

幼い頃に両親を亡くす。両親が日下部組組員だった縁で百合香の両親に引き取られ、護衛として育てられた。

しかし百合香が強すぎて護衛がいらなかったため、幼馴染みの沙月に貸し出されている。

沙月から熱烈なアプローチを受けているが、身分が違うからとずっと断っている。

百合香からは手を出すなとも命令されており、日々理性との戦いになっている。

百合香か沙月の家で寝泊まりをしているので、沙月の家に泊まるときはろくに寝付けなくて困っているらしい。

護衛だけではなく、路地裏代書屋に身をやつして密かに十三での出来事を嗅ぎ回ったりすることも多い。

李 美々ｰRI MEIMEIｰ

元：メル

大幣の重鎮の孫娘。その美貌は大幣でも有名だが、政争のために結婚させられるのが嫌で家出をした。

現在はスリで盗んだものを口八丁で売り払って生活している。

兄貴分の飛 道健に見つかった後も帰る気はなく、亜侠生活を気に入っている様子。

飛 道健ｰFEI TAOZYENｰ

元：カケル

大幣の重役の息子。かねてより李姉弟とは交流があったが、家出娘を捕まえたところ面倒を見るように言いつけられてしまった。

早く家に帰って欲しいが、言うことを聞く姉弟ではないのでどうやって無事に守り通すか苦心している。

日下部百合香とはなにかと因縁があるが、道健がいつも運悪く居合わせているだけであり、目の敵にされているのは誤解だと思っている。

大木戸 オーカｰOKIDO OｰKAｰ

元：オーカ

ロシア人とのハーフ。

官庁街で暮らす獣医。しかし動物に限らず、人間の治療、検死、解体・処分まで請け負う医療の何でも屋。

そのためか、面倒くさい時は亜侠として繰り出し自分から死体を作ることさえある。

死と常に向き合う仕事柄、服は常に喪服。それは死者を弔うためとも、血をわかりにくくするためとも言われている。

乃木クリニックに行くと掘られる可能性があるため、オーカを頼りたがる亜侠も多い。

しかし多忙のため不在が多く、結局乃木クリニックに行くしかない場合がほとんどらしい。

オーカはそのことを、「予約制なので」と同情するそぶりも見せない。

曽根崎政弥ｰSONEZAKI MASAMIｰ

元：マサミ

資産家として有名な裏で、情報屋として頼られることが多い。

特に体の要求をされることも多いオオサカにおいて、若くて顔がよく金持ちで女嫌いな政弥は安心できると女性に人気。

そんな不本意な状況に政弥のストレスは減らない。

亜侠が作った死体の処理に従妹のオーカをよく紹介している。