Router Memory
割り当て
Router Memory の割り当て
Router Memory の割り当て
TwinCATVision では、画像の作成などを行う際に動的なメモリ割り当てが必要です。このメモリ割り当てはRouter Memory で行われます。Router Memory は、TwinCATVision が使用する生画像(raw image data)や画像情報を格納する為のコンテナデータ(Container)だけでなく、他のTcCOMモジュールも使用します。
よって、Router Memoryを適切なサイズに設定する必要があります。
Nonpaged Pool:
他のアプリケーションでメモリが不足しても解放されないメモリ領域。
スワップ(ディスクへのメモリ退避)による遅延がない為、常に高速アクセスが可能。
Router Memory が不足すると、TwinCATに致命的なエラーが発生し、システムが停止する恐れがあります。
よって、下記のカメラ画像のデータ量や演算に用いるコンテナ(Container) データ量を考慮し十分なメモリを確保してください。
Router Memory の割り当て : 手順
Router Memory の割り当て : 手順
実際にRouter Memory を割り当てます。
Router Memory のモニタリング
Router Memory のモニタリング
TwinCATを実行しているターゲットPCのRouter Memory は、以下のように確認することができます。
※プログラムの開発段階でメモリを未解放のままデバッグを繰り返したり、メモリを解放しないプログラムコードが存在すると、使用可能なRouter Memory が減少していきます。