WDKのインストール

更新情報

このページの説明はb4022以前を対象としています。b4024以降は代替となるベッコフ製Driver KitがXAEに含まれています。b4024以降で環境変数WINDDK7が定義されているとWDKをビルド時に使用できます。

Microsoft Windows Driver Kit (WDK)

TwinCAT 3でC/C++のリアルタイム制御を行うためには、Microsoft Visual Studio 2017/2019 (Professional以上) に加え、Widows Driver Kit (WDK)が必要です。WDKはMicrosoftのWebサイトからダウンロードできます。

※TwinCAT 3 PLCプログラミングには必要ありません。

インストール手順

MicrosoftのWebサイトからWindows Driver Kit Version 7.1.0をダウンロードします。

ダウンロードファイルはISOイメージで、サイズは約620MBです。ファイルからCDまたはDVDを作成するか、仮想CDドライブのソフトウェアを使用してマウントします。

「KitSetup.exe」をダブルクリックして起動します。

TwinCAT 3 C/C++には「Build Environments」だけが必要です。この項目をチェックし、「OK」をクリックします。

既定のインストールフォルダのまま、「OK」をクリックします。

ライセンスに同意のうえ、「I Agree」をチェックし、「OK」をクリックします。

環境変数の設定

WDKをインストール後に環境変数を設定します。

「スタートメニュ→コントロールパネル→システム」と順番に項目を選択します。

「システム」のウィンドウ左側のメニューから「システムの詳細設定」をクリックします。

「システムのプロパティ」ダイアログで、「詳細設定」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。

「システム環境変数」の「新規」ボタンをクリックします。

「新しいシステム変数」ダイアログで以下のように入力し、「OK」をクリックします。

変数名: WINDDK7

変数値: C:\WinDDK\7600.16385.1