ESIファイルのインストール

EtherCATスレーブ情報 (EtherCAT Slave Information; ESI) ファイルはEtherCATスレーブのメーカや型番などの認識情報、設定や通信に必要な情報が記述されたXMLファイルです。

ベッコフ製スレーブのESIファイルはTwinCAT 3 XAEをインストール時に自動的に導入されます。最新のベッコフ製品のESIファイルはベッコフオートメーションのWebページからダウンロードできます。

他社製EtherCATスレーブの場合は、メーカのウェブサイトなどからESIファイルを入手し、TwinCAT 3のESIフォルダにコピーします。

ESIファイルを入手できない場合、そのEtherCATスレーブ内に記録されている情報で動作をさせることができます。ただし、ESIファイルに記述された全ての情報がスレーブ内部に記録されているわけではないため、プロセスデータの選択など一部の機能が制限されます。

標準インストールの場合、ESIファイルは「C:\TwinCAT\3.1\Config\Io\EtherCAT」フォルダに格納します。

ZIPなど圧縮ファイルの場合は展開してXMLファイル (拡張子が「xml」のファイル) をコピーします。