ネットワークのスキャン

EtherCATセグメントのスキャン

TwinCAT 3 XAEのシステムマネージャツリーで「I/O→Devices」を右クリックし、「Scan」を選択します。

次のダイアログで「OK」をクリックします。

スキャンを行うマスタポートのチェックボックスを選択し、「OK」をクリックします。

複数のポートがある場合、スキャンを行うポートだけにチェックを入れます。

EtherCATマスタポートにEtherCATスレーブが正しく接続されている場合、ダイアログ内に次のように表示されます。

✔ Device 1 (EtherCAT) [ネットワークアダプタ名 (TwinCAT-Intel PCI Ethernet A)]

EtehrCATスレーブが接続されていないマスタポートは「EtherCAT Automation Protocol」と表示されます。

□ Device 1 (EtherCAT Automation Protocol) [ネットワークアダプタ名 (TwinCAT-Intel PCI Ethernet A)]

次のダイアログで「はい」をクリックします。

スキャンが始まり、EtherCATセグメント内のデバイスが自動的に認識されます。

「Activate Free Run」のダイアログが表示されます。

「はい」を選択するとCONFIGモードで非リアルタイムのI/Oプロセスデータ通信が行われます。

「いいえ」を選択するとプロセスデータ通信は実行されません。

Free Runを有効にした場合、EtherCATスレーブの簡単な動作確認ができます。出力スレーブの動作確認は注意してください。

Free Runのオン・オフ切替は、メニューバーから「TWINCAT→Toggle Free Run State」を選択するか、TwinCAT XAEアイコンから実行できます。

詳しくは、RUNモードへの移行のページを参照してください。