オンライン接続による診断
TwinCAT3 オンラインによる診断(正常時の例)
TwinSAFEオンライン
SafetyProjectOnlineViewのアイコンを押して、エディタ画面の下側のウィンドウを見る
TwinSAFE Group, Alias Device, Function BlockなどのState/Diagの状態がモニタリングできる
SafetyProjectOnlineViewの見方
SafetyProjectOnlineView
TwinSAFE Group, Alias Device, Function BlockなどのState/Diagの状態がモニタリングできる
TwinCAT3 オンラインによる診断(EL1904の例)
2入力端子間の短絡(ShortCircuit)
ターミナル側で短絡エラー検知
オンラインではエラーとならず、Diag値が変化(Diag=0x20)
復帰方法
入力エラーの要因を取り除けば復帰
TwinCAT3 オンラインによる診断(EL2904の例)
2入力端子間の短絡(ShortCircuit)
ターミナル側で短絡エラー検知
オンラインではエラーとならず、Diag値が変化(Diag=0x20)
復帰方法
短絡の要因を取り除き、EL2904の電源を再投入して復帰
TwinCAT3 オンラインによる診断(FBエラーの例1)
2入力不一致 (Discrepancyエラー)
ファンクションブロックでDiscrepancyエラー検出
オンラインではFBのState=0x04(ERROR), Diag=0x0101となる
復帰方法
EL1904の入力端子のエラー要因を取り除き、 2入力の安全コンポーネントの入力リセット(OFF→ON)
ErrAckのON→OFFにてSAFE State(0x03)
TwinCAT3 オンラインによる診断(FBエラーの例2)
EDMエラー(外部機器監視エラー)
ファンクションブロックでEDMエラー検出
オンラインではFBのState=0x04(ERROR), Diag=0x0010となる
復帰方法
EDMの安全コンポーネントのエラー要因を取り除き、ErrAckのON→OFFにてSAFE State(0x03)
TwinCAT3 オンラインによる診断(FSoE通信の例)
EtherCATケーブル断線やコネクタ抜けなど(FSoE通信エラー)
TwinSAFE GroupのState=0x04, Diag=0x02(Connection Error)
各ターミナルのStateが、0x64(Reset)↔0x65(Session)を交互に繰り返す
復帰方法
ケーブル復旧後、ErrAckのON→OFFにてSAFE State(0x03)