モニタリング

(Scope View)

TwinCAT 3 モーション制御 - モニタリング(Scope View)

TwinCAT3 Scope Viewはソフトウェアオシロの機能を提供します。

TwinCAT開発環境(XAE)をインストールすると、自動的にScope Viewもインストールされます。

モーションでScope Viewを使用すると、論理軸の位置、速度、加速度などの指令値や、ドライブの現在位置、電流値などのデータをリアルタイムに取得できます。

  1. プロジェクト作成

  2. モニタ対象の設定

  3. モニタ用波形の準備

  4. 記録開始/停止

  5. 各種操作(表示設定の変更、マーカ利用、トリガ記録、など)

  6. 軸のモーションプロファイル設定


TwinCAT3 Scope の基本コンセプト

TwinCAT Scopeは、Scope ViewとScope Serverの2つの主要コンポーネントに分かれています。Scope Serverは、TwinCATランタイム(実行環境)で実際にデータを記録します。Scope Viewで指定したデータをScope Serverから収集します。Scope Viewでは、収集するデータを設定する以外にも、記録したデータをさまざまなチャートでグラフィカルに表示することができます。

Scope Viewは開発環境(XAE)を搭載したPCで設定しますが、この他にScope Server用のコントローラが存在しています。これらをADSやOPC UAなどで接続し、リモートでデータ収集することも可能です。