シミュレーション

環境構築

シミュレーション環境の構築 

Simulation Builderを使ってXTSのレイアウトを作成します。

開発環境の紹介

本マニュアルで使用している各ソフトのバージョンは以下になります。

XAE(開発環境)


Ver 3.1.10.71

Ver 3.22.1010.0


XTS | 開発環境の起動

Step 1

Windowsのタスクトレイ、または「隠れているインジケータを表示」アイコンの中からTwinCAT3のアイコンを探す

Step 2

TwinCAT3アイコンをクリックしてメニューを表示


Step 3

メニューから「TwinCAT XAE」(TwinCATエンジニアリング環境) を選択



XTS | シミュレーション環境の構築

Step 4

TwinCAT3.1 XAEのTwinCATタブからXTSー>XTS Tool Windowを選択

Step 5

XTS Tool Windowが表示されたらXTS Simulation Builderのアイコンを押下し、シミュレーション環境を作成していきます。

XTS Simulation Builderの

アイコン

Simulation Builderを押下した後、以下のようなWindowが表示されます。

Step 6

Simulation Builderをスクロールしますと、3種類のレイアウトのテンプレートが選択できます。

今回はOval(トラック)型を使用します。


(補足1)各パラメーターの説明は以下となります。


(補足2)

レイアウトのプレビュー表示では視覚的にレイアウトの構成が作成できます。

↑レイアウトのプレビュー表示ボタン

Step 7

レイアウトの構成を作成した後、レイアウト生成ボタンを押下しレイアウトを生成します。

今回のレイアウト構成

↑レイアウト生成ボタン

Step 8

テンプレートで設定した内容がレイアウト画面に反映されます。

編集の必要が無ければ画面右下の▶︎を押下し次のページヘ移行します。 

Step 9

タスクのサイクルタイム設定画面です。シミュレーションなので今回はデフォルトの1msでプロジェクトを作成します。

サイクルタイムを変更した後、▶︎を押下して次のページヘ進みます。


Step 10

シミュレーション用プロジェクトの生成画面です。

この画面ではプロジェクト名、ソリューション名やプロジェクトを保存するパスの指定ができます。

全ての入力を終えた後、▶︎を押下します。

Step 11

▶︎を押下しプロジェクトを生成します。

Step 12

XTS Tool Window内にレイアウトが生成されます。

XtsProjectもXAE内に生成されます。

I/O一覧には自動に生成されたモーターモジュールが存在します。