シミュレーション
環境構築
シミュレーション環境の構築
Simulation Builderを使ってXTSのレイアウトを作成します。
開発環境の紹介
本マニュアルで使用している各ソフトのバージョンは以下になります。
XAE(開発環境)
TwinCAT3.1 ビルド4024.42
TF511x, TF5410, TF5420, TF5430 | TwinCAT 3 Advanced Motion Pack
Ver 3.1.10.71
TF5850 | TwinCAT 3 XTS Extension
Ver 3.22.1010.0
XTS | 開発環境の起動
Step 1
Windowsのタスクトレイ、または「隠れているインジケータを表示」アイコンの中からTwinCAT3のアイコンを探す
Step 2
TwinCAT3アイコンをクリックしてメニューを表示
Step 3
メニューから「TwinCAT XAE」(TwinCATエンジニアリング環境) を選択
XTS | シミュレーション環境の構築
Step 4
TwinCAT3.1 XAEのTwinCATタブからXTSー>XTS Tool Windowを選択
Step 5
XTS Tool Windowが表示されたらXTS Simulation Builderのアイコンを押下し、シミュレーション環境を作成していきます。
↑ XTS Simulation Builderの
アイコン
Simulation Builderを押下した後、以下のようなWindowが表示されます。
Step 6
Simulation Builderをスクロールしますと、3種類のレイアウトのテンプレートが選択できます。
今回はOval(トラック)型を使用します。
(補足1)各パラメーターの説明は以下となります。
Length : 片側直線区間の距離
Typical Feed-in Length : Feeder Moduleの設置間隔の指定(デフォルトでは1500mm間隔で設置)
Curve Type :カーブモジュールの選択
レイアウトのプレビュー表示
レイアウトの生成
(補足2)
レイアウトのプレビュー表示では視覚的にレイアウトの構成が作成できます。
↑レイアウトのプレビュー表示ボタン
Step 7
レイアウトの構成を作成した後、レイアウト生成ボタンを押下しレイアウトを生成します。
今回のレイアウト構成
Length: 1000m
Typical Feed-in Length: 1500mm
Curve Type: AT2050-0500
↑レイアウト生成ボタン
Step 8
テンプレートで設定した内容がレイアウト画面に反映されます。
編集の必要が無ければ画面右下の▶︎を押下し次のページヘ移行します。
Step 9
タスクのサイクルタイム設定画面です。シミュレーションなので今回はデフォルトの1msでプロジェクトを作成します。
サイクルタイムを変更した後、▶︎を押下して次のページヘ進みます。
Step 10
シミュレーション用プロジェクトの生成画面です。
この画面ではプロジェクト名、ソリューション名やプロジェクトを保存するパスの指定ができます。
全ての入力を終えた後、▶︎を押下します。
Step 11
▶︎を押下しプロジェクトを生成します。
Step 12
XTS Tool Window内にレイアウトが生成されます。
XtsProjectもXAE内に生成されます。
I/O一覧には自動に生成されたモーターモジュールが存在します。