TwinCAT 3
概要
TwinCATとは
TwinCATとは
ベッコフオートメーションは、1986年にPCベースの制御技術を発表して以来、高性能且つ柔軟性の高い制御システムの構築を可能としてきました。TwinCATは、PC内にリアルタイム実行環境を構築し、様々なソフトウェア機能を提供する統合制御ソフトウェアです。
ベッコフオートメーションは、1986年にPCベースの制御技術を発表して以来、高性能且つ柔軟性の高い制御システムの構築を可能としてきました。TwinCATは、PC内にリアルタイム実行環境を構築し、様々なソフトウェア機能を提供する統合制御ソフトウェアです。
TwinCATの特長
TwinCATの特長
PLC、モーション、HMI及びセーフティを一つに統合
マルチコアCPUに対応し、タスクをコアごとに割り当てて分散処理が可能
Visual Studio との統合により、単一ソフトウェアでのプログラミングとコンフィギュレーションを実現
国際規格IEC 61131-3 の5言語(IL,FBD,LD,SFC,ST)に対応
C/C++、MATLAB/Simulinkをサポート
TwinCAT3で構築する制御システム
TwinCAT3で構築する制御システム
アーキテクチャ:XAA (eXtended Automation Architecture)
アーキテクチャ:XAA (eXtended Automation Architecture)
開発環境: XAE (eXtended Automation Engineering)
開発環境: XAE (eXtended Automation Engineering)
Microsoft Visual Studioを使用した統合開発環境
IEC 61131-3 の国際規格に準拠したPLCプログラミング
C/C++言語によるリアルタイムプログラミング
MATLAB/Simulinkとのシームレスな連携
実行環境:XAR (eXtended Automation Runtime)
実行環境:XAR (eXtended Automation Runtime)
複数の機能モジュールをWindows PCでリアルタイム実行
各機能モジュールはTcCOMという共通仕様で実装
最速50μsのサイクルタイムと低ジッタを実現
TcCOM (TwinCAT Component Object Model)
TcCOM (TwinCAT Component Object Model)
TcCOMとは
モジュールの特性や振る舞いを定義するモデル(Fig. 1)
TwinCATリアルタイムカーネルから呼び出し・実行される(Fig. 2)
マルチコアプロセッサに対応し、タスクの分散が可能
マルチコアプロセッサに対応し、タスクの分散が可能