カメラは以下の2種類のEtherCAT Pケーブルで接続できます。
1.両端M8コネクタ(例:ZK7000-0101-0xxx)
ケーブルはEtherCAT Pカプラ(EK1310など)に接続
XAEでデバイスをスキャンし、カメラをEtherCATデバイスとして認識
撮像トリガーはEtherCAT経由で行う。Line Triggerモードは使用できない
2.片側オープンエンド(先バラタイプ、例:ZK7000-0100-1xxx)
GigE Visionカメラモード (※1)
UsとGNDsでカメラに電源を供給
ハードウェアトリガーは、DOターミナルから、Up/GNDpラインを介して入力
※1・・・電源投入後、カメラはEtherCAT通信が行われていないことを認識すると、GigE Visionカメラモードになります。
カメラをEtherCATデバイスとして認識させた時は、Slotの設定で、Operating Modeの動作モードを設定します。
(※GigE Visionモードの時は不要)
Visionノードに構成されているカメラのConfiguration Assistantで、カメラの取込モードを設定します
産業用のカラーカメラはグリーンキャストが掛かっている場合があります。
(※カラーカメラのみ ※Bayerパターンによるもの)
その際は、ホワイトバランスの調整を行ってください。
グリーンキャストが起きた画像
ホワイトバランスを調整するには、Configration Assistant画面で、白色の背景を
カメラに表示させます。
その際、ハレーションが起こらないようにしてください。
ホワイトバランス調整前
※グリーンキャスト画像
「Apply White Balance」ボタンを押し、ホワイトバランスを調整します。
調整後、設定値をカメラに保存します。
ホワイトバランス調整後
ホワイトバランス調整前
ホワイトバランス調整後