TwinCATプロジェクトの開始

新規TwinCATプロジェクトの開始

TwinCAT 3 XAEを起動します。

「New TwinCAT Project」をクリックします。メニューバーで「FILE→New→Project」からも新規プロジェクトを作成できます。

プロジェクト名を「Name」欄に入力します。プロジェクト名にはASCII文字の英数字の使用を推奨します。「OK」をクリックして新規プロジェクトを完了します。

既存TwinCATプロジェクトのオープン

TwinCAT 3 XAEを起動します。

「Open Project」をクリックします。メニューバーで「FILE→Open→Project/Solution」からも既存プロジェクトをオープンできます。

「Open Project」ダイアログで「[プロジェクト名].sln」ファイルを選択し、「開く」をクリックして既存プロジェクトをオープンします。

Visual Studio 201xの既定のプロジェクトフォルダはユーザの「マイドキュメント→Visual Studio 201x\Projects」です。

ダイアログ内左メニューで「Microsoft Visual Studio 201x」をクリックすると「マイドキュメント→Visual Studio 201x」を選択できます。

TwinCAT XAE画面

標準的なTwinCAT 3 XAEの画面を示します。

  • システムマネージャメニュー: 各種設定項目をツリーメニューで表示します。TwinCAT 3 XAEの基本操作部になります。

    • SYSTEM: 主にXARの動作設定項目です。ライセンス管理、リアルタイム設定、タスク管理を行います。

    • MOTION: モーション軸に関する項目です。軸ごとのエンコーダ設定、モータ性能設定や試運転を行います。

    • PLC: PLCプロジェクトに関する項目です。PLCプログラムの設定、ソースおよびリソースファイルを管理します。

    • SAFETY: 機能安全に関する項目です。機能安全に関する設定およびプログラムを管理します。

    • C++: C++プロジェクトのトップ項目です。C++プログラムの設定、ソースファイルのを管理します。ここで設定するC++プログラムはXARでリアルタイム実行します。

    • I/O: フィールドバスI/Oに関する項目です。マスタとスレーブの設定を行います。

  • 設定画面・エディタ画面: システムマネージャメニューで選択した項目の設定画面やプログラム開発時のエディタ画面を表示する領域です。上部のタブで画面を切り替えられます。

  • ログ出力・ビルドエラー表示: TwinCAT動作中のログやプロジェクトビルド時のエラーなどの情報を表示します。

  • プログラミング用ツール・プロパティ設定: PLCプログラム作成時にラダーの接点などのツール表示や、HMI作成画面でスイッチなどの部品のプロパティを設定します。