最近はAI使って・・・とかありますが、結構昔から自動発注システムは存在していたかと。
発注業務って結構大変ですよね。
考えられる仕組みとしては、各薬剤ごとの最低数を決めておき、それ以下になったら発注がかかるようにすると言うのは簡単なのですが、現在の在庫数を把握できています?
棚卸データ、使用量、入庫のデータがあれば計算で現在の在庫数を求めることはできますが、それらを一つのソフトで管理してますか?
棚卸はExcelにあるし、使用量はレセコンで出力可能なので、入庫の管理を作ればできるかな?というところが多そうですが、これってリアルタイムで集計できなければ実務には使いにくいですよね。
さらに点眼がmlで処方されているときもあれば1本で処方されているとか、漢方が1包とかグラムでとか、単位をそろえる処理が必要になります。
単位をそろえるために上みたいな項目を作ってあげて、ボタンを押すと集計時に変換と同時に現在の在庫数が表示されるようにしてあげると、自動発注まではいかないですが、計算上現在の在庫数を求めることはできるのでうまく使えば発注漏れの対策になるかも?しれません。
画面はAccessで作っていますが、FileMakerでも同じことはできます。
ただ初めにも書きましたが、棚卸はExcelで、使用量はレセコンや電カル、入庫はさらに別システムからとなると、それぞれのデータをデータベースにインポートする仕組みを作ってあげなければいけませんので作成にはそれなりに時間がかかると思いますが、処方を取り込むのではなく使用量を取り込むだけで済みそうなので、処方をどうこうというソフトを作るのに比べたら敷居はそれほど高くないかもしれません。
設定前なのでほぼすべてが赤く表示されていますが、上みたいに現在の在庫数(計算上)が表示されるようになれば発注業務の助けにならないかなと。