バーコードと特定生物使用期限
ホームに動画もあげてありますが・・・。
このバーコード使った使用期限の監査システムどこか売ってるのか?と卸に聞いてみたところ、単独では今のところ知らないとのことでした。
そりゃそうだろうなあと・・・。商品化したら、バーコードリーダーとタブレットをセットにしただけで10万とかなってしまいそうですから、日付監査だけのために誰が買ってくれるんだと。
でもせっかく対応したバーコードリーダーがあるなら使ってみようかと思いまして。注)
因みに、上のバーコードを何も設定していないバーコードリーダーで読み取ると、011・・・と下の段から読みます。
バーコード見ると17から読み込みそうですが。
上のバーコードだと
「01149878672952571720070810X040LL」
と読み取ります。
()は入りません。因みにこの()で囲ってある数字ですが、アプリケーション識別子(AI)と言われるものだそうで、後に続く数値が何を表しているか示しているそうです。
薬のバーコードは、AIが(01)から始まり14桁でその商品が何かを表し、2次元の場合は次の(17)以降の6桁が使用期限を表現しているようです。
上の写真だと
「200708」
ですね。
これ、2007年8月ではないです。2020年07月08日です。西暦が2桁表示なんです。
あとはこれを今日の日付と比べてあげて、メッセージボックスを表示させるでも、音を鳴らすでもしてあげればなんとかなりそうです。
ただ、この日付部分も注意することがありまして、
「200700」
となっている場合があります。
2020年07月31日までって意味なんですが、月末までを表す場合、最後の2桁が日付ではなく「00」となってる場合があるんです。
月末を求める方法はあっちこっちに書いてありますのでそちらを参考に。
DateSerial関数を利用して、翌月1日の前日って形で計算させるみたいですね。
注)この対応したバーコードリーダーというのが曲者で、まずPDF417には対応していても、MicroPDF417には対応していないものがあります。さらに、対応となっていても、医薬品の色付きバーコード(白黒反転したようなもの)は読み取れないというものが「かなり」あり、読めるけどスラスラ読めないという場合もあります。
バーコードの比較のところに書いていますが、私の持っている機種で、一番MicroPDF417をストレスなく読み取れるのはL-46X のみです。Xenon1900もL-46Xに比べると、少しイラっとするかな。OCR機能をONにすると、さらにイライラします。ただ、実用で困るレベルではないですが。
購入する場合は、販売店に問い合わせてみるとか、デモ機を借りて試した後にしましょう。
つい先日、気になったバーコードリーダーの対応コードのところに「etc」とか書いてあったため、問い合わせたら
「対応してません」
と教えていただきました。QRもPDF417も対応してるけど、MicroPDF417はダメですと。色付きは読めるそうなのですが。聞いてよかった・・・。連結QRもダメっていわれました。
BC-BS802Dって機種なんですけど。
Bluetooth対応で、MicroPDF417対応で、色付きバーコード対応のものって、まだ4万円位してしまうんですよねえ。安いの出ないかなあ。一つ気になるのはあるのですが、これ以上バーコードリーダー必要ないですし。