iPhoneと輸液データ

配合薬表示のために作成したスペースですが、外用ステロイド、眠剤、ビスホスのちょっとした情報表示にも便利に使えるようになりました。

そこで他にも何か組み込める物はないかなあと身の回りを見渡すと、メーカーがくれた輸液の成分表が。

メーカーがくれる色々な比較表なんですが、その時はいいかも?と思っても、いざとなると白衣のポケットが膨らむので捨てちゃってるんですよね。

あのちょっとした紙切れが、上手くデータ化できるならとてもよさそうなんですけど。

ということで輸液の成分表がこれ。

見たことありますかね。

ここでちょっと気になったのが、FileMakerって、Excelの枠の固定みたいに左端に薬剤名を固定して、成分だけをスライドって事ができないらしい。(できるのかもしれませんが、普通は無理っぽい)

まあできなくてもそれっぽく表示できればいいかなと。分割表示と一括表示を切り替えるとか。

仕組みは今までと同じです。

ただ、1号液だの、維持液だののデータを入力するのが一番時間がかかりました。

さすがにこんなデータは転がっていないので(あってもそのままでは使えないので)手入力しないとどうしようもないことも結構あります。

配合剤と合わせたら、300件近くこんなことやってるんです。

登録ができたら、配合剤や外用ステロイドと同じように

こんな感じで表示されます。

続けて「維持液」横のボタンを押すと

ここまでは今までと同じですが、上のボタンを押すと

このように、画面が切り替えできるようになっています。

上にも書きましたが左端薬剤名固定というのは無理なのですが、行を選択すると色は変わるので何とか分かるかなと。

それから、全データも表示できるようにした方がいいのか?

ということで、そのようなボタンも。

再検索とソートさせるだけなんですけどね。

輸液はこれで完成です。色々組み込んだ情報も増えてきました。

これらは本屋で売っている医薬品集を購入したら付録として付いてそうなところなのですが、付録として別に付いているのか、検索すると自動的に表示されるのかという違いは大きいように思います。

ここらあたりの仕組みは今のところ、Accessには組み込んでいません。

なんとなくですが、これは携帯端末に入っていれば便利なのですが、PCだと使わないかな?と。


PCだと他に検索というか、元データもすぐに表示できるので。


今更組み込むのがめんどくさいからってだけなんですけど。

さて、ここまで来たら次はあれですよ。

ただ、項目多すぎて面倒なんですよねえ・・・。別のところにPDF埋め込んでおくって方法も考えられるので、それで済まそうかなあ・・・。だって

これですもんねえ・・・。

またここの登録からです。

作成当初に比べ、追加したデータが増えてしまったので、ボタンも増やしました。

さすがに何でもかんでも”その他”にしてしまうと、データの管理が大変になるので。

面倒になってきたので、分割とかしてません。こんな表入れ込むだけでも1日かかってしまいます。

これだけ苦労してるのに、いったい誰がこんな機能に気づいてくれるんだ?この医薬品集使ってるの、うちの病院と、知り合い数人しかいないんですけど。

あとはPPNとTPNなんですが、正直どうしようかな。

比較のPDFでも入れ込んで済ませた方が早いんですよねえ・・・。使用頻度考えても・・・。

上では載せてますが、アミノ酸の成分をこの小さな画面で比較するようなことってあります?

そう考えるとちょっと載せる情報も絞った方がいいのかとも・・・。

まあ、電子媒体なので、右には伸びますし、表の大きさ自体に制限はないので・・・。

ということは表示順は少し考えないといけないですかね。

といいつつも、ここまできたら意地です。

ホント嫌になるほどめんどくさいです。

左端枠固定とかできないので、薬剤名をある程度の間隔で配置しています。ただ、これが思ったより見やすいです。

これも「全」ボタンを押すと登録してあるTPNが全て表示できるようになっています。

出来上がった満足感はありますが、どうなんでしょうねえ。