薬剤師とAccessと個人データ管理

カルテ番号バーコード化002.wmv

ではついでに個人データにバーコードを印刷するボタンも作成しておきましょう 。

ボタンを作成してクリック時イベントに

DoCmd.OpenReport "KD", acViewPreview, , "[Forms]![KD]![KID]=[KD]![KID]"

としてあげれば出来上がりです。

今回はただ単にカルテ番号をバーコード化しましたが 、バーコードのいいところはシステムに依存しないところです。

一番初めに言いましたが、今作成したソフトで印刷したバーコードを何かの書類に貼り付けておけば他のシステムでのカルテ番号での検索に利用できてしまうわけです。

既に電カルが導入されてるというところはなかなか使うことが無いかもしれないですが、つぎはぎでシステムが導入されていたりするところだと複数のシステムで個人を特定する番号を統一しておきさえすれば、その値をバーコードにしておけばどちらのシステムでも検索に利用できるわけです。

注射の払出監査や、内服のピッキング監査、棚卸、持参薬の鑑別などバーコードを利用することによって作業が簡素化できる部分はまだまだあります。

まあバーコードを使う業務を増やそうと思うなら、もう一工夫いると思いますが、これが何かの参考になりましたら何よりです。