FileMakerGoでデータの引継ぎ2

FileMakerProを持っていればそんなに難しい作業では無いのですが、やはりFileMakerGoだけでなんとかデータを引き継ぎたい。

普通はそんなことする必要ないと思いますが、配布後に自分で修正した部分は次のファイルに引き継ぎたいってこともあるかと。

お題は前ページと同じ。粉砕、懸濁のデータ引き継ぎです。

あっちこっちに書いてあると思いますが、GOにはファイルをインポートとか基本ないみたいです。

ネットワーク上のFileMakerからというのは対象外です。あるならそれ使えばいいだろ?ってことなんで。

今回はiPhoneのFileMakerGoしかないという前提で。

まずGoにはインポートする機能がないってことなんで、外部のデータをどうにかしようと思ったら、

これを何とかするしかないわけで。

採用薬を一括登録するとき、こんなことをしたので今度も何とかならないものかと・・・。

検索するとおそらくGetValue関数 のことを書いたものが引っかかるのではないかと思います。

GetValue ( “ ロンドン ¶ パリ ¶ 香港” ; 2 ) は次の値を返します。

 パリ 

って書いてあります。

初めて見たらなんのこっちゃ?ですよ。

そもそも「¶」これが何かわかんない。段落記号なんてFileMake使うまで見たことなかったし。

これ、どういうことかというと、 

ロンドン

パリ

香港

の2行目ってことみたいなんです。だから「パリ」。

改行テキストからデータを抜き出す関数ですかね。

ですから上のテキストデータの1行目を取り出したければ

GetValue(”貼り付けたテキストデータ”;1)

としてあげると一行目の

610421322,不可,不可

が抜き出せるわけです。

詳しくはGetValue関数で検索してください。

詳しい方が取り込み方法を分かりやすく解説してくださってます。

なんとか貼り付けたテキストをテーブルに取り込む仕組みはできたので、引き継ぎたいデータのCSVをFileMakerGoでエクスポートして、ホントに引き継げるか試してみ・・・・CSV開けない・・・。

諦めて、PCを使うこと前提で説明も作っていたのですが、「Pages」で開けました。よかった。

これをコピーして、FileMakerGoに貼り付ると上手くいきました。

※iPhoneでテキストファイルを扱いたかったら、何か専用のアプリを準備した方がいいと思います。私は現在「Pages」は使っていません。テキストサイズが大きいと固まってしまうので・・・。

この方法、長文が含まれるものにはむかないと思いますが、使えるところは結構あるのではないかなと。