薬とAccessと個人データ管理(自作)

Accessで個人データ管理0001.wmv

では早速・・・の前に、とりあえず、どんな単純なソフトでもいいので作り切りましょう。と、どこかに書いてあったような気がします。

1週間で覚えるという謳い文句のありますけど、自分で思い通りのソフトが作れるようになるのか?と言われるとさすがに無理だと思います。まあもう少しかかるかな程度に思っておきましょう。


Accessでソフトを作る前に考えとかないといけないのが、

誰が使うの?自分だけ?それとも同じ部署だけ?それとも施設みんな?

自分以外が使うなら

「これはやってはダメよ?」というところは「できない」ようにしとかないといけないし、「さわったらだめよ?」ではなくて「さわれない」ようにしておかないとダメだってことです。

同じ部署だけで使うならその都度説明とかでも済むかもしれませんが、使う人が増えるほどやってはいけないことはできなくしとかないといけません。そうしておかないと、おかしくなったとき「なにしたの?」ってことになるし、そういう場合は必ず「なんにもしてない」って言われます。

またネットワークで使う、使わないは別にして、データ部分と入力部分は初めから別にしておいた方が色々といい気がしますが、正直覚え初めに全てというのはなかなか大変なのと、説明しづらいので、頭の中で別にしてると思っておきましょう。

で、実際作り始める場合どこから作るかというと、データを保存する部分なのですが、

①患者データ(個人データ)

②薬剤データ(商品データ)

③USERデータ(利用するユーザー)

結局はこの3つが色々合わさって作られていきます。

③は初めのうちはあまり気にしないかもしれないですが、凝ったことをしようとすると、誰が入力したの?というところが重要になってきますので。


ホントはログイン画面作って誰が作業してるのかを記憶させといて、患者データを入力すると誰がいつ入力したかもついでに保存され、そのユーザーの権限によって表示される画面やボタンが切り替わって・・・とか考えると③からなのかもしれませんが、通常①か②からだと思います。なんでかって言いますと、説明しやすいから。


さらに②に関してはサブフォームなんかも考える必要が出てくるので、とりあえず患者管理画面から作成し、患者番号(カルテ番号)をバーコードにして印刷、さらに検索に利用するまでを書いてみようかなと。

また、クエリとマクロも使います。VBもまあちょっとは使います。さわり程度で。


しかしAccessはこのクエリとマクロが非常によくできており、これだけでほぼ作れます。VBとどっちがいいのと言われたら、分かりません。結局のところ目的のことができればどっちでもいいわけですから。

使う方はどっちで処理してるかなんてわかりませんしね。


③はテーブル構造自体は一番簡単なのですが、ボタンを押したときのユーザー権限による処理の切り換えのように、プログラム部分に関係してくることなので、ソフトがある程度作れるようになってから考えてみましょう。

まあ、最終的にはこんな画面が作れたらいいなあと。

Accessのバージョンは2003です。なんでかって言いますと、リボン嫌いだから。

あれ、結局画面が狭くなるんですよ。

他のバージョンでも似たようなものですから手持ちのバージョンに合わせてみてください。

「そこはそうではないだろ?」というところもあるかもしれませんが、こうやったら動いた程度でみてください。

まず、データベースというからにはデータを保存する部分を作らないといけません。これがテーブルになります。

Accessを起動し、新規作成を選択します。2010の場合は少し順番が違います。2003とかのいきなり何もない画面が表示されて、初めての人がやる気を無くす対策でしょうか?

最終的には同じ画面に行き着きます。

ここがExcelと違い、一番初めにどこに何というファイル名で保存するか決めるというところですね。

ちなみに2003です。

Access2010だと

新規作成を選択すると、とりあえず何か右側に開いてますが無視して、リボンの中からデザインビューを選択すると先にテーブル名を聞いてきますので名前を付けて[OK」を押せば同じ画面になります。

とりあえす「KD」としてみました。