薬とコード

さて、薬剤のデータなんですが、初めのうちは手入力していたとしても、きっと追いつかなくなります。

ではどうするかといいますと、

薬剤データを拾ってくる

ということになるのですが、このご時世なんでちゃんとダウンロード出来るんですよね・・・。まあそれぞれの著作権ってのがありますからそちらの指示に従っていただかないといけませんが。

色々面倒なのでリンクは貼りませんが、私の場合、診療報酬情報提供サービス、PMDA、一般財団法人 医療情報システム開発センター の3つのサイトで何とかなっています。

一覧表はtxtやcsvまたはExcelだったりしますが、ハイリスク薬の情報からGS1コード、添付文書改訂情報まで全て無料でそろいます。(ちょっと修正しないといけないところもありますが。)

あとはこれをどのようにつないであげるかはアイデア次第です。

携帯電話1つあれば添付文書なんて何時でも確認できますが、やはりローカルにデータを・・・なんて場合はPMDAのデータを利用してテキストに変換する方法を公開してくださっている方なんかもおられます。

興味ある方は検索されてみてはいかがでしょうか。

だいたいダウンロードしてくるテキストをExcelで開くとこんな感じだと思います。この表があればそのまま棚卸ができそうですよね。

バラ包装のものと10錠ヒート、14錠ヒートそれぞれにコードが付いています。

でもこれ、複数コードがあっても同じ薬のことをあらわしてるわけですよね。

つまり

こういうことになるわけです。

1つの薬剤に対して、色々コードが存在しますが、そのコードが1対1なのか、1対多なのかよく把握しておく必要があります。

上の図で1対多のデータを保存する部分がサブフォームになるわけで、包装単位GS1だとか調剤包装単位GS1がそれにあたります。

そうではなく、1対1の場合はメインフォーム側に保存してあげればいいわけで、薬価コードとか医薬品コードがそれにあたります。