FileMakerで印刷画面

FileMakerのレイアウトって、作成するとそのまま印刷画面として使えます。まあAccessでもできますが。

とはいえ、用紙のサイズや余白のことがありますので結局は印刷専用のレイアウトを別に作らないといけないのですが、印刷専用レイアウトを作成して印刷してみたところ、きれいに印刷できました。


これでいいかなと思いつつ、2ページ目にまたいだ時はどうなるのかなと試してみたところ、2ページ目が印刷されない。

何だこりゃ?


で、調べてみたらポータルは印刷時に自動拡張されませんだそうな・・・。

えーーー、そうなん?やっぱり初めから印刷画面作らないとダメかということで、グループ化してレポートヘッダーに・・・ってどうやって?


印刷に関してはAccessで当たり前にできたことがFileMakerでは結構難しいらしい。特にメインとサブがあってサブフォームの行ががどんどん増えていくようなものは、レコード数をポータルの表示数と計算して・・・という方法を取らないとダメらしい。(ポータル使わない印刷デザイン別に作ればいいだけなんですけど)

ここまで作って印刷画面無しっていうのもどうかと思いますのでやるしかないのかなと・・・・。

いや、前のページにも書きましたけど、iPadやiPhoneで見ろよで済むならいいのですけどね。

紙が必要なこともあるのです。

作り方は全然簡単ではないです。初心者には無理。こりゃ思いつかんという作り方でした。

自作したい方はそちらを参照してください。

あまりにそこを参考にしすぎてここには書けません。


時間だけは2、3日かかったのですが・・・。私が自分で考えたアイデアがない・・・。

で、色々苦労して何とか印刷画面が出来上がったのですが少し問題も。

FileMakerには印刷時拡張とかないらしい・・・。


なので文字数が多くなりそうな部分は、はじめから2行分くらい高さをとっておかないと途中で切れることがあるみたい。


そのため1枚に収まる行数がAccessに比べ少なくなってしまいました。

上の図もスカスカに見えるのですが、結構ギチギチに詰まっています。

AirPrint未対応のプリンターでも、繋がっているPCの方で、少し設定をするとiPhoneから直接印刷できるようです。

AirPrintサーバーを立ててあげればいいみたいで、やってみたらできました。

印刷画面は一度PDFに変換し、それを印刷するというものみたいです。印刷された質感がそんな感じ。

3枚目の右上「プリント」を押せば印刷が実行されます。

写真は左がiPod touch、右がiPad miniです。

頑張って印刷画面を作っといてなんなのですが、冗談抜きで、紙に印刷する必要がないならiPadで見ればいいのでは?と思いました。こういったデバイスって情報を「見る」ことに関しては、やっぱりよくできてるなあと。

iPod touchだけだと、さすがに紙欲しいかな?ですが、miniでもとてもみやすいです。ピンチインも使えますから、紙と違って字が小さいとか言われることもないですので。