薬剤師とAccessと個人データ管理
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クエリの新規作成から
選択クエリウィザードを選択、フィールド
「KID」
をひとつだけ選択して進み、名前を「KDDel」としてクエリのデザインを編集します。
データを削除するには削除クエリを利用します。
選択条件に
[Forms]![KD]![KID]
と入力します。
必ず条件を入力してください。入力しなかった場合、すべてのデータが削除されます。
出来上がったら上書き保存。フォームに削除ボタンを作ります。
削除ボタンを押したら先ほど作成したクエリを実行するようにしてあげればいいわけです 。
しかし、このままでは誰にでも削除が実行できてしまいます。間違って消されてしまうといったことも起こりかねません。それでは困りますので今回は一番簡単そうな方法で、パスワードを利用し、そのパスワードが入力された場合に限り削除が実行されるようにしてみようと思います。
このままでは削除を実行するだけです。パスワードを入力するようにしたいので
Inputbox関数を使ってみます。
動くか試してみましょう。
確認メッセージは表示してほしい場合もありますが、今回は表示してほしくありません。したがってそのメッセージを表示させないコマンドを追加しておきます。
DoCmd.SetWarnings False
DoCmd.OpenQuery "KDDel"
DoCmd.SetWarnings True
確認メッセージは処理が終わったら再度有効にしておきます。
実行するとこのようになってしまいます。
削除後データを更新したいので
Me.Requery
を追加して削除ボタンの出来上がりです。