FileMakerと外部アプリ

外部アプリといっても私の使うのはバーコードアプリだけなんですが、FileMakerGOから呼び出して読み取ったらその値をFileMakerGOで利用できるアプリです。URLスキームに対応したやつってことですね。


QRコードに関してはQRdeCODEをすでに利用しているのですが、FileMakerGoで使えるGS1対応バーコードアプリが公開されていました。

素晴らしい!公開してくださった方、ありがとうございます。検索したらどこかの病院さんがでてくるので、そこのどなたかが開発してくださったのだと思われます。

合成シンボルにも対応しており、まさに待ってました!といところです。

さらにFileMaker用にサンプルまで。

さっそく使わせていただいたのですが、FileMakerGoからコールバックを使うとAIが省略される仕様みたいなのですが、制限もあるようですが使用期限もロットもちゃんと出力してくれます。

※コールバックを利用するにはFileMakerのセキュリティー設定も必要になりますので忘れないように。


ただちょっと不安定で、iOSのバージョンのせいなのか機種によってはアプリが落ちまくります。

私の12miniだと1回目はいいのですが、連続で読み取ると2回目は必ず落ちます。11proMax、iPad_mini、iPodも同じ症状。では6sはというと結構安定して動いてくれます。

アプリ単体では安定してるようなのですが。

とはいえ今までFileMakerGoで使えるGS1バーコードアプリがなかったので非常にありがたい。携帯は持ち歩いてもバーコードリーダーは持ち歩いてないなんてときもありますし。

作者様、読み取りは問題ないみたいなのでFileMakerから安定して動くように修正お願いします!

まあ作者さんがこんなページ見てるなんて思えないですけど。

iOSバージョン上がったら安定するのかな?

あと、比較的新しい薬剤のバーコードを読み取ると「登録がありません」みたいな表示が出てFileMakerのコールバックが止まってしまうので内部になにかデータベースでも持たしてあるのかなと。特に販売包装単位のGS1。

このままだと色々使いにくいので、バーコードのデータのみを出力してくれるようにしてもらえないかな。

と思っていたら、FileMaker19.5からやっとGS1の限定型に対応しましたのニュースが。

さっそく試したところ医薬品のヒートも外箱もちゃんと読み取れるように。ただし2次元部分はまだ非対応のようです。

因みに、皆さまGS1コードどこで使ってます?

おそらく薬剤発注に使われているところが一番多いと思いますが、他の使い道で真っ先に思いつきそうなものは棚卸ですが、棚卸に使えるということは入力にも使えるってことなんです。

まあ電子カルテにそんな機能付いていないところも多いかもしれませんが、一度入力に使ってしまうと楽すぎて手入力が嫌になります。規格の選択間違いとかないですし。

今まではバーコードリーダーを持っていなければ、アプリを起動して読み取り後にコピペしないといけませんでしたがFileMakerが対応してくれたおかげでそのわずらわしさからも解放です。

当然今まで通りバーコードリーダー使ってもできるので、使いやすい方を使ってくださいという感じ。

高価なバーコードリーダーを別に準備しなくても仕事につかえるというのは助かる人も多いですよね。