iPhoneで食事箋(自作)
自作編は医薬品集でも書きましたが、今度は少し凝ったものをということで、食事箋を作ってみようと思います。
なんでこんな初心者用みたいなことを1から書いているかと言いますと、
「自分が忘れないため」
というのが最大の理由だったりします。
書いてみたらほぼログイン画面の作り方みたいになってしまいましたが、誰かの参考になれば幸いです。
まず医薬品集と違って、個人情報を入力することになります。
ということは、ログイン画面を作る必要がでてきます。
自分しか使わない場合は、起動時にFileMakerのユーザーIDとパスワードを要求するようにしてしまえばいいですが、もしかしたらネットワークでみんなで使うかもしれませんので。
全員同じユーザー名とパスワードを利用するというのが一番単純な方法ですが、今時それは色々問題ありそうですし、ユーザーごとにできることを制限するとかもできません。
ということで、ユーザーの登録も必要になってくるわけですが、FileMaker自体にユーザー全員登録では管理が大変です。
今回はユーザーも自分で作成したテーブルで管理しつつ、ユーザーレベルによる制限もできるように。
ホントは経過時間による自動ログアウト機能も組み込んでおきたいところですが、コレに関してはまた気が向いた時にでも・・・。組み込むなら始めに組み込んでおいた方がいいのはいいですが・・・。
ファイルの新規から名前を付けて保存。
Accessのところにも書きましたが、データベースはまずどこに保存するかを指定します。
今回はユーザーによってできることに制限をかけたいので、まずはアカウントを作成します。
作るのは3つ
1、admin
2、Powerユーザー
3、一般ユーザー
もっと細かく制限をかけたい場合は合わせて増やします。
adminはアプリ自体の管理者です。画面のデザイン変更からデータ管理まで何でもできる人用です。作る本人ですね。
2番目のPowerですが、色々な設定を変更できるアカウントという想定です。画面デザイン以外さわれる感じで、その時だけ使うというのでもいいかと。
3番目が通常一般の人たちが使うアカウントです。
管理→セキュリティーを選択して
まずはadminの設定をしておきます。
adminを選択した状態で編集ボタンを押すと
アカウント名とパスワードが設定できるので設定しておきます。今回はアカウント名はそのままで、パスワードのみ決めておきます。
続けてPowerユーザーと一般ユーザーを登録。
アクセス権セットはとりあえず何か選んでおきます。
次にアクセス権セットを追加していきます。
この人はこれができるけど、あれはできないようにするってやつです。
こんなもんでしょうか。
右下、利用できるメニューコマンドですが、ここを「すべて」にしておかないと、コピーコマンドも使えない場合があるみたいです。作ったソフトのデータをコピペで他の検索に利用しようとしたときに、コピーができず、なんで?と思ってたらこれでした。
印刷を許可チェックも忘れないように。
もう一つのアクセス権セットはこんな感じ。
はい。アクセス権セット名以外Powerユーザーと全く同じです。
実は処方箋ソフト作っていて気が付いたのですが、ここで色々細かく設定するよりも、プログラムの方でその都度制御するほうがよかったりするのです。
それならばアクセス権も1つだけ追加すればいいのでは?となるのですが、実はその通り。
まあ、もしかしたら後から何か差をつけることもあるか?ということで2つ。
これをそれぞれのアカウントに指定しておきます。