薬剤師とAccessと個人データ管理

すいません。1ページ余談にしてしまいましました。

続きを書いてみましょう。分かりにくかったら動画見てください。

テーブル開いて1行目のフィールド名部分に「KID」と入力して、データ型にオートナンバーを選択し、右クリックメニューから主キーを選択します。

左端に鍵のマークがついていればOKです。

主キーというのは調べれば詳しく書いてあるところはいくらでもあるのですが、簡単に言えば、他とは絶対重複しない値を保存するところで、それをオートナンバーにしたということです。

まあデータを識別する「ID」のことです。

カルテ番号を主キーにしてしまうという考え方もありますが、そうしなかったのには一応理由もありまして、

AさんのIDを「1」にしたのではなく、ID「1」にAさんを割りつけたってことです。

なんのこっちゃ?ですよね。考え方の問題なのでそんなに気にしなくてもいいですけど

「氏名」が先ではなくて「ID」が先ってことです。

ますます分からない?

例えば氏名を入力間違いしたとしますよねえ・・・。わかりました?

氏名の修正はありえるけど、IDの修正はありえないってことです。

同様に、カルテ番号も入力間違いすることもありえるので主キーにはしてません。

個人IDっていうのはカルテ番号を保存するところですね。ここも重複してはいけないので

カルテ番号インデックス部分を

「はい(重複なし)」

にしてみました。別の方法で重複を防ぐ方法もあるのでさわらなくてもいいです。

表示名部分は個人情報にも関わることですので、氏名は表示させたくないとか、職員だけが分かる偽名にするとかいうこともあるようなので、とりあえず項目として作ってみました。

まあ後は自身で必要な項目を作ってください。

ここで必要なのはID、カルテ番号、氏名の3つだけです。

ああ、そういえば例は見た通りフィールド名に日本語使っていません。

使えないわけではないでご自由に。

また、使ってはいけない名前もあります。予約語っていうみたいですけど、結構あるので調べてみましょう。

注射ラベルとか作るとき、投与時刻に「TIME」とか使いそうですが、予約語なのでやめておきましょう。

できたら名前を付けてテーブルを保存しておきましょう。

あと、氏名入力したら自動でフリガナ入ってくれると便利ですよね。氏名を入力するフィールドを選択しておいて、一番下のフリガナ部分を押すとウィザードが起動します。

最終的にはこの程度のテーブルにしてみました。

Accessは1つのテーブルはあまり大きくしないで、リレーションでつないでいくのが基本だと思います。

このソフトではさわりませんが、Accessにはリレーションというものがあります。ここから機能を増やそうと思うなら必ず必要になります。これがあるからAccessなわけで、無いならExcelの方がいいんじゃね?くらいのものです。

日付時刻型部分の規定値に

「=Now()」

と入力しておくと、自動で入力時刻が保存されていきます。

名前を付けてテーブルを保存、ビューを切り替えると

テーブルの出来上がりです。