Accessとバーコード

私の場合、バーコードを使おうと思ってAccessを使い始めたわけではなく、たまたま使いだしたものにバーコードを印刷する機能がついていただけでしたが、業務に利用しだすとこれほど便利なものはないと毎日感じています。

かなりの業務に使っていると思うのですが、特に勉強したとかいうわけではありませんので、なんでそうなるとかの仕組みが分っているわけではありません。そんなレベルでも使えるものは使えるんです。

JANは何桁だとかGS1が何桁だとかありますけど、それをCODE39で表示したところで読み取った値は同じものです。

でも触ったことがないときは、なにか不思議なものに見えました。まるであのバーコードを読み取る機械に何かの処理をする機能があるみたいに。

でも実のところは、あのバーコードリーダーは数字を読み取っているだけなんですよね。

「123」って書いてあったら「123」って入力してくれるだけなんですよ。ってことは「123」って入力されたらこの処理をしなさいって部分を作ってあげればバーコードを使ったソフトを作れるってことです。

「123」と入力したら画面を開くとか閉じるとかっていうソフトを作っておいて、「123」というバーコードを作ってどこかに貼っておけば、そのバーコードを読み取るだけで画面の動きが制御できるわけです。極端な例かもしれませんが、実際私はそんなバーコードを棚に張り付けて、画面の切り替えに使っています。端末がタブレットだったりすると、閉じるボタンが小さすぎて指で押すのが面倒だったり、他のところを押してしまったりすることもあるのですが、バーコードを読み取ると確実に画面が切り替わるので。

ということで、Accessには初めからある程度のバーコードを印刷する機能が付いています。Access2016からは日本語はまだのようですがQRコードまで印刷できるようになったようです。QRでなければいけないこととなると、アドレスをバーコード化して何かに印刷するくらいしか用途を思いつかないですが、できないよりはできた方がいいですよね。

バーコードコントロールのバージョンは当然Accessのバージョンによって違います。

2016だとBarcode Control 16.0になっているのかと。

あとはバーコードの種類を選択してあげて、

コントロールソースを指定してあげれば患者IDだとかカルテ番号をバーコードにしてあげることができるわけです。個人データ管理のところに書いてますので興味があればどうぞ。