iPhoneで配合剤検索
正直、やめてほしい。
元の薬も合剤も両方置く必要が出てきますので、無駄に在庫が増えるだけです。その上「HD」だ「LD」だ、1番から4番までだ、さらにゾロまで出てきて、そのネーミングも微妙に・・・。
メーカーが作ってくる比較表も、全てを記載したとすると、どれだけ大きな紙が必要になるのでしょう。
名前だけ聞いて成分と規格をすべて把握している人なんているのでしょうか?
と言ってるそばから今度はコレステロールの合剤が・・・。次も別の配合剤販売予定ですと・・・。
※今のとこ、先発でそれらしい配合剤は40種類ほどありますが、もう少し増えそうですね。いっそのこと成人病1とか2とか5種類ぐらいの配合剤にしてしまえよと思ってみたり・・・。
ここまでは特に問題なく作れました。ちなみに薬剤名とは別にmgも入力できるようにしてあります。なんでかっていうと、単品だと市販されていない規格の場合があるためです。
それなら薬剤名部分を修正してしまえばいいといえばその通りなのですが。
ここまでならわざわざ作る必要も無いと思います。フリーでダウンロードできるものに比較表ありますよね。降圧薬しかないですが。
※最近色々比較表が増えてました。糖尿もあったかな。
FileMakerでわざわざ作るのですからもう少し便利にしたい。
ということで、これを前のページで作成した医薬品集ソフトに組み込んでみました。
これのいいのは先発だけ登録しておけば、後発品にも同じ情報を表示できるところなんです。
ちょっとデザインを修正して
こんな感じに。
ただこれ、配合剤の表示はいいのですが、そうではない場合、ちょっと間抜けな画面デザインに・・・
見た目をよくしたければ配合薬部分を一番下にしてしまえばいいのですが、このソフトで一番見るとしたら何?と考えると、ここかなと。
となると、もう少し表示の順番も考えないといけないですかね。
添付文書調べたければ、はじめから他のソフトで調べた方が早いですし。
ちなみに上はiPod touchですが、8+で表示すると
ここまで表示されます。さらに表示順を修正しまして、
薬価を上に持って来てみました。iPod touchで見ると
ちょうど薬価までがスクロール無しで表示されます。
配合剤部分はスクロールしますので3剤以上混ざった薬剤も表示可能です。
これだけでもいいのですが、やはり仕事上、逆引きのようなことができた方が便利そうなので、そこも作っておこうかと。
例えば、ヒドロクロロチアジドの横の矢印ボタンを押すと
こんな具合にヒドロクロロチアジドを含む配合剤候補が表示されてくれるといいなと。
こんなにあるのね・・・。
とりあえずヒドロクロロチアジドを含む配合剤を検索まではよかったのですが、その結果を使ってさらに薬剤データの中からの検索に利用するにはどうすればいいのよ?(ちょっと言ってる意味わかんないかもしれないですが、自分で登録した配合剤からまずは検索して、その検索結果をそのまま全薬剤のデータの検索条件に使うって事なのですが・・・。)
結局よくわからなかったのですが、
全レコード/検索条件コピー
コマンドを使うことでクリップボードにコピーできるそうな。
できあがっての感想ですが、結構いい感じです。メーカーも紙の比較表くれるのもいいですが、時代ですので、こんなソフトくれる方がとっても助かるのになあと。
色々無理でしょうが。
因みに、吸入は・・・。シムビコートやフルティフォームの「ホルモテロールフマル酸塩」みたいな、中身が単品として商品化されていないものがあるので色々めんどくさいです。
今のところ種類が少ないので力業でなんとかなりますが、吸入も配合剤だらけになってくると手作業では中々難しくなってくるかもしれません。
※レルベアは厳密にいうとフルチカゾンフランカルボン酸エステル なのでアニュイティです。