薬剤師とAccessと個人データ管理
最終目標、バーコードを検索に利用するにはバーコードを印刷しないといけません。
カルテ番号をバーコード化してみましょう。
レポートの新規作成から
とりあえず図のように3つのフィールドを選択してみました。
自動的に簡単なデザインが作成されますが、今回はカルテ番号をバーコード化するだけなので、不必要なものはすべて削除します 。
次に挿入→ActiveXコントロールから
バーコードを右クリックしてバーコードコントロールのプロパティを表示します。
バーコードの種類を選択できますので一番上のスタイルの中からCode39を選びます。桁数等気にせず自由に自分で指定した値をバーコードにする場合はこれを利用します。
CODE39がバーコードにできるのは
半角英数大文字だけです。
※注意!
Code39はある程度の印刷幅が必要です。
狭い幅に無理やり印刷しようとすると、印刷する桁数によってはバーコードの幅が狭くなり、手持ちのバーコードリーダーでは読み取れなくなる場合がありますので注意してください。
データの確認部分から1-スタート/ストップ・・・・を選択 。
あとは好みに合わせてデータの表示などのチェックを修正してOKです。
コントロールソースにカルテ番号選べば出来上がりです。
では今作成したバーコードを検索に利用する仕組みを作成しておきます。
個人データ画面をデザインで開き、(どこでもいいのですが)画面左下あたりが空いてますのでここにテキストボックスを一つ作成します。
このテキストボックスの名前を「CODE」とし、IME入力変換モードを「使用不可」にします。
ここにカーソルを合わせた状態でバーコードを読み取る想定になりますので、日本語入力状態になっていると困るわけです。
また、このままフォームビューに戻って何か入力しようとしても何も受け付けません。そのように作成してありますので。
そこでカーソルがCODE部分に移動したときは入力が可能なようにしてあげます。
フォーカス取得時イベントに
Me.AllowEdits = True
と入力します。
フォーカスが外れたときはまた今の逆ですから
こうなります。
あとは先ほど作成した検索画面と同じ方法で検索をすればいいので、更新後処理にあそこをコピーしてちょっと修正してあげると