デバッグ

TwinCAT 3 C/C++リアルタイムアプリケーションのデバッグ方法を説明します。

TwinCAT C++ Debuggerが有効になるため、SYSTEM→Real-Timeを選択します。次に右側で「C++ Debugger」タブメニューを選択します。

次、「Enable C++ Debugger」チェックボックスを入れます。

注： 上記の操作後に再度TwinCAT Activate Configurationが必要です。

「DEBUG」メニューを選択します。次に「Attach to Process」をクリックします。

次、Transportで「TwinCAT XAE」を選択します。

Qualifierで「All Routes」を選択します。次に、「Available Processes」の中にプロセスイメージが表示されます。「Attach」をクリックします。

次に「DEBUG」メニューを選択します。次に「Windows」項目の中に「TwinCAT Live Watch」を選択します。

「TwinCAT Live Watch」の中にC++インスタンス（CppProj_Obj1）が表示されます。開きますとすべての変数が表示されます。

変数をダブルクリックしますと、下のモニタターブルに登録することができます。

例：m_OutputsのValueとm_counterが登録されています。値を読み出すすることができます。

登録された変数をダブルクリックしますと、値が変更できるようになります。変更したい値を入力します。

「Enter」を押しますと変更した値が括弧の中に表示されます（例：m_counterに対して1に変更）。左上の書き込みボタンを押しますと、値を書き込みます。

デバッグを終了する際に「DEBUG」メニューの「Detach All」をクリックします。