天候・・・晴れ時々曇り 南東の風3~4m 最高気温26度 最低気温21度
ポイント・・・千葉県 君津市 笹川湖 小坪井沢
竿・・・ 11尺
ウキ・・・パイプトップ(2mmストレート)ボディーカヤ8cm
浮力 2.1g
仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.0号 ハリ巨べらグラン16号
ハリス1.0号 30cm×50cm
釣り方・・・両マッシュ 宙釣り タナ2.0~3.0m
エサ配合・・・ペレ道・藻べら・グルバラ・尺上・巨べら・
粉末マッシュを 各200cc(計1200cc)+
粘力山盛り2杯+水1000cc を手水で調整、または手水と藻ベラで調整。
釣果・・・48cm・43cm・40cm3枚
釣り時間・・・8時00分~16時00分
水温・・・25℃
水位・・・ー15cm
潮周り・・・中潮
関東を直撃した台風15号は、君津にも甚大な被害を及ぼした。断水は未だ続き、些細な支援ではあるが飲料水を持参しての釣行となった。断水の為トイレは使用できない状況だと判断し、君津IC出て最初の7-11で用を足しレンラルボート笹川に向かう、すると事務所は真っ暗だった。早く着いた為かと思ったが、停電も復旧していなくライトを持っての受付となった。やはりお客も疎らでいつも人気のボート屋さんが嘘のように空いていた。友達からはダムの所々崖崩れが発生しているとの情報を貰う。台風の雨に加え前日には100mmを超す雨が降り水色は泥濁り。このダムは濁ると基本ダメなダム。承知の上での釣行なので上流部は向かう予定だ。下流にある亀山湖は逆に濁ると調子が出る。同じ水系でありながら不思議な傾向である。他にへら師が2名。レジェンドT氏とインストラクターK氏の両巨頭が見参。両者は筋金入りの片倉ダムのファンであり、開拓者でもある。このメンバーとの釣行は心強い。暗黙の内に同じポイントを目指すのは、安易に予想出来た。定刻にのんびり出船し湖面を見るが相変わらずのモジリが全く無く落胆する。親水公園下、宮ノ下公園対岸と名ポイントに魚探をかけるが全く魚っ気無し。レジェンドT氏のリクエストもあり宮ノ下対岸ワンドに入り様子を見るとモジリが有ったが一つだけでもゼロよりはいい。さて小坪井沢に向かうが所々崖が崩れ湖面に立木が出ている。小坪井沢のおん止まりも2か所木が落ちていた。今回はおん止まりのゴミの中に入りこの下に潜んでいる巨ベラを習う寸法だ。そのためゴミ除けを準備した。しかし、いざ、おん止まりのゴミに入ろうにも流木が幾重にも重なりボートが入れない!何度も試みたが諦めて手前の岬突端にボートを付けた、ここも実績のあるポイントだ。しかもゴミの際で、ゴミ除けが無いと釣りにはならない。各ポイントのリサーチや流木との格闘、ボート付けとゴミ除けの設置で出船から2時間以上経過し8時前に釣りを開始、一投目からブルーギルがウキを動かす。暫くはギルの動きが続き、手前側に入ったK氏が46.5cmを釣ったとT氏から声が掛かる。10時半ごろか?姿気見えないが「おめでとうございます」と返信する。周囲は台風が来る前とは大きく違い朝の内は各所でモジリが出た。なんとなく釣れる気がしていた。昼すぎだろうか40cmの小型ではあるが釣れてオデコを免れる。小坪井沢は15時以降が最大のチャンス。夕方地合い型の典型なので、そこをピークに持ってゆくための釣りのぺース配分や準備を進めて行く、13時過ぎにはパラソルの下で釣台の背もたれに寄りかかり昼寝タイム。30分ほどで復活してエサ打ち間もなく43cmを釣る、真昼に釣れることは珍しい。14時頃にウキの立つ位置が日陰に入りプライムタイムが近づいてくる。エサはいろい色々と試し、43cmは手直し後の一発目に食ってきた。正にへらとの知恵比べだ(笑) 今回はべとべとの超ヤワエサにして釣れた。急に全然バラけないエサを振り込まれて驚いて食ってきたような感じ。そして14時30分。藻ベラで手直ししたエサを打っていたところフワッとトップが返して来てズバッとウキが消し込み反射的に手が出て48cmが釣れる。予想よりも早く地合いに入ったのか?50UPの期待が高まる。そのまま続行し、集中力もMAXにエサを打ち続ける。しかしながらこの後は気配が無くなってしまい、余裕をもって16時のに納竿、ゆっくり支度して帰船の途についた。創業以来の不調と言われている今年、いまだ50UPが2枚しか出ていない。普通なら10枚位は出ていてもおかしくないのだ。しかしながら台風や豪雨が続き水が変わり魚に活性が出てきた。小坪いすぁに限りではあるがモジリも活発に出てきた。9月は年間で最も50UPが記録されている月でもあるので今後が大いに期待できそうだ。