天候・・・晴れ 最高気温19度 最低気温5度 西の風1m
ポイント・・・福島県 麻耶郡北塩原村 桧原湖 本山池(通称:茆「ジュンサイ」の池)
竿・・・12尺・14尺
ウキ・・・Mania Sharrow PT 煌G 6(パイプトップ ストレート 2.3mm)
仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.2号
ハリ・ギガリフト18号両針(30cm×50cm)
釣り方・・・両マッシュの宙釣り タナ1.5m
エサ配合・・・・カクシン 600cc・マッシュダンゴ400cc・尺上・1:1マッシュ各200cc
+ 粘力山盛り3杯+水1100cc に手水と粘力で調整
釣果・・・47.5cm~40.0m(計5枚・内尺半上3枚)
釣り時間・・・7時30分~15時30分
水温・・・17.5℃
水位・・・11.57m(平常満水12.1m)
潮周り・・・大潮の入り
6月のイカリ潟は大抵、吊り橋を潜っての釣りになる。なぜ吊り橋の中が釣れるのか?
本湖よりも水温が2℃程高いからだ。満水になると、へらが吊り橋の中に入ってきて6月末ごろから減水が始まり、減水とともに吊り橋から出て行き本湖へと散ってゆく、6月上旬~中旬の一時のお祭り騒ぎという事だ。原発事故により湖水のセシウム濃度が上昇し釣りが禁止に。2020年よりセシウム濃度が低下し漁協が釣りを解禁した。初年は、へら師もまばらで、ゆっくりと魚の群れを追いかけながらポイントを決める事が出来た。アタリ2発で51が2枚釣れたのが今では懐かしい(笑)
50アップが狙えるとあって年々へら師が押し寄せ4年目の今年はポイント争奪戦となってしまった。人気釣り場の宿命で致し方のない所だ。
しかし、この吊り橋内しか釣れなか!?と言うと、そうでは無く、一か所小さいポイントではあるが、吊り橋を潜らずにいかり潟北側に天然の茆(じゅんさい)が自生している通称茆池(本山池)がある、茆が酸素を供給し、また、影を作りそこにへらが隠れて丁度いい住処となる、吊り橋中よりも最深部は浅く満水時のみがチャンスだ。ここは原発事故以前にも実績があったのだが年によりこの茆の量にバラツキがあり茆の量が大い年に、なおかつ、へらが入ってきた時こそ大チャンスなのである。
2020年~毎年チェックしに行っていたが、未だ、ここに、へらが居たためしがなく今年も諦めていたので見にもいってなかった、ある日、吊り橋外で魚の群れを発見しそこで釣っていたが如何せんコンディションの良いこの大群が反応してくれず全くウキを動かしてくれなかったので、来るバサー来るバサーに「そこにヘラブナが一杯群れているでしょ」と声を掛け束の間の会話を楽しんでいた。10組にもなろうか!?3時頃にも同じように声を掛けたところ「茆の池にへら居ましたよ!」と超ビックニュースを貰い早めに納竿しすっ飛んでいったところ、茆も豊富に自生しへらも確認できた。これは勝ったも同然!!友人にも電話をかけ翌日は二人の貸し切りで最高の思いをさせてもらった。
自分が茆池の釣果第1号なのも嬉しい!
翌日からは、この情報が駆け巡り、押すな押すなの超満員になったことは言うまでもない。7人も入れば超満員な小場所ではあるが、友人が51.5cmや50cmも釣る、満員でも全員に釣果が有ったりと、この池のポテンシャルは高い!
6月3週目にもなると減水が始まるので魚が出て行ったしまうのだが17日時点ではモジリや魚影も確認されており今後はこの池にへらが居る限り釣れる事であろう、この茆池もいよいよ終盤を迎えている。今年も桧原湖釣行はいい思い出が出来た。