天候・・・快晴 最高26度、最低気温9度 無風のち南西の強風
ポイント・・・山梨県 河口湖 ハワイ 立ち込む
竿・・・21尺(水深1.5m)
ウキ・・・パイプトップ(20mm径)ボディー9cm 浮力3.0g
仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.2号 ハリ グランダンゴ10号
40cm×50cm → 30cm×40cm
釣り方・・・両ダンゴの底釣り
エサ配合・・・夏100cc+冬100cc+ペレ底100cc+マッハ100cc
+粘力 1杯~1杯半に水200ccを小分けし水で柔らかくする。
釣果・・・43~40cm8枚
釣り時間・・・6時~19時00分
6月になるとハワイ沖にヘラが集まるのが恒例のパターン。今までも夜明けのパトロールをする際にはハワイを見てきたが、へらっ気は無かった。ところが今回はハワイにモジリが見られた、特にボート屋(ハワイ)前から左の流れ込みの間に多い。型は今一かな?他にも、前回行った浅川やロイヤルワンドもチェックした。どちらも誰も居なく一時程では無いがモジリもあったのでここもチャンスは有りかとは思ったが、ポイントが好きな事と、これから良くなってゆくポイントなのでハワイを選んだ。北浜荘の主人からもハワイ沖のボートで釣れているとの話だ。立込み台を流れ込み前に、やや左向きにセットした。良いモジリがあるのだが、果たして・・・
しかしいい天気だ!無風ピーカン。釣れない条件が揃った(笑)そして、北浜荘から引き船してきたボート釣りの方が真正面にこちらに向かう様に付けた。これは駄目押し。唯一モジリだけが頼りになる。絶対的に不利ではあるがボート釣りには絶対負けない!と気合いを入れる。8時30分頃にボート釣りの方が竿を絞る。40~50m位先なだろうか?立って取り込んでいる良い型らしい?取り込んだら計測していたので尺半以上だろうと判る。即スマホで通話をしていたので喜びを友人に伝えているのだろう(その電話相手は私の友人であった(笑)なので魚の寸法は46.5㎝と判明)やはりボートの方が強いか!?と、思っているとニゴイのアタリばかりだった自分のウキにも変化が・・・
スット上げて一節ツン!乗った!どうか?ニゴイか?暫しのファイト。走らないのでニゴイではない?水中に白い魚体。。。やったヘラだ。大して大きくはないがこれでオデコが無くなるり、気が楽になる。巨べら釣りではオデコで無くなつだけでも大きいのである。この時、9時。開始して3時間。さてボート釣りを追撃!10時半頃だろうか、前のボートが竿を絞る。また立って取り込んでいる。大型か?でも取り込んだらリリースした。僕の方は、ニゴイのオンパレード(笑)今日は小魚の外道は来ない、珍しいことに殆どがニゴイだ。昼近くまでニゴイとのファイトが続くが、また、ウキが違う動きになってきた、フワっツンとウキが入り合わせる、へらだ!?ん!?残念!マブナだった。でも、ヘラに近づいてきた!次投。また、フっと上げてツンとアタル。今度こそ!魚体が見えた。間違いなくへらだ。2枚目。ボート釣りに追いついた。正午を回ったところだ。流石にこの頃にはヘラのモジリは無くなり、今まで、鏡だった湖面が富士山からの風で波が出てくる。良し。濁れ!もっと濁れ!へらよ入ってこい!夏には遠く沖に居付くへらが波風が立ったり、夕方には岸に
入ってくるこの時が最大のチャンスだ。だが2枚目を釣った後は最も釣れない時刻に入ってため、床休めを兼ねた休憩を取る。パラソルをとウェーダー用の小物入れを車にとりに行ったり、用を足したり、お握りを食べる。エサも作る。流石に日も高くなると上着を脱ぎ、ライトダウンになる。これでも湿度が無いのでパラソルの下は涼しい位だ。
釣りを再開し、14時頃にもなると強風になり波が大きくなって来る、立込み台を水面から30cmくらい出すのだが水にぬれてしまう。エサを守らなくてはならないので、ボールに蓋をしてその上にまた、ボールを載せて波が入らないように手前に傾けるが時折波が入ってきてしまうので、大波が来た時には片手でボールを持ち上げて波の侵入を防いだ。ハリスオモリで流れてしまう仕掛けを対応したがオモリを増やしてエサを安定させる。釣り難くウキも波に消えて見難いがこの波でへらは確実に入ってくる筈、夕方地合いに備える。15時過ぎにも一枚追加し3枚となる。沖のボート釣りの方はこの大波にギブアップ。2~3枚で終了。更に、こちらに魚が入りやすくなった。しかし凄い波だ。波が大きくなるとニゴイが全然当たらなくなる、これは釣り易い。途中エサ持ちの良いグルテンを試すが、ことごとくウグイが食ってくる。やはりダンゴが鉄板だ!16時に波間に小さくチクっと当たりこれを合わせるとヘラが食ってきた。いくら波が出て釣り難くなろうが微妙なアタリには手を出せない、スレたら群れが居なくなり一巻の終わりだからだ。4枚めを釣った頃から波間に見えるウキの動きが変わってきた。何となくだがこの魚っ気はヘラの様だ。いよいよ来たか!?今日は初めから19時まで目一杯釣ろうと決めていた。夕方に波が収まりへらが入ってくるチャンスにトコトンやってみたかった。波間に見えたズルっと入るアタリに合わせ釣れる、多くの動きは無いがへらの動きのみだ。しかも抱卵し綺麗な魚体になってきた!果たして尺半は出るか!?ただ由くれ近くともなると波が収まってくるのだが今日は一向に収まらない。逆光もありウキが超見難い。厳しい状況だ、もう時間が無いのでスレも覚悟での合わせになるがポツポツと釣れる、これで波が収まれば完璧なのだが・・・でも贅沢は言えない。
18時50分に力強いツンのアタリを取り本日最大の43.2cmが来る少し抱卵して綺麗な魚体だ。8枚目。そのあとも追撃するがもうウキも見えにくく限界で、片付け時間を考えると納竿をしなくてはならない。19時前終了。この時期のハワイでの立込みでの8枚は上出来だ。13時間の長い釣り時間で疲労もマックスだったが今日は、食事も家で取りたかったので真っすぐ帰路につく、充実した一日だった。