天候・・・晴れ 最高17度、最低気温11度 南西の風
ポイント・・・山梨県 河口湖 大石 北浜荘より出船 防災桟橋へ向かってボート付け
竿・・・19尺(水深5.2m)
ウキ・・・パイプトップ(20mm径)ボディー9cm 浮力3.7g
仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.2号 ハリ グランダンゴ10号40cm×50cm
釣り方・・・両ダンゴの底釣り
エサ配合・・・夏100cc+冬100cc+ペレ底100cc+マッハ100cc
+粘力 1杯~2杯に水200ccを小分けし水で柔らかくする。
釣果・・・47.2~44cm2枚
釣り時間・・・7時~17時00分
★午前4時北浜荘から撮影、晴ていれば正面に富士山がみえる(左のライトは河口湖大橋)
★移動に次ぐ移動、全く魚っ気無し!
3時半に起床し4時に宿を出て恒例のモジリパトロール。大石公園や馬場川に車を飛ばす。モジリは昨日と比べると大分減った。しかも沖の方に移動した模様。段々厳くなって来ている様子だ。馬場川の河口にモジリがあるが型が小さい、その他はポツラポツラ、昨日入った災害用桟橋沖にはモジリを二つ見た。河口湖の好調が続かない原因に減水がある。昨年よりズーッと減水している。魚にとってはハタキ場を失うことになるので大打撃である。この減水の原因は諸説ある。「工事説」「天然水説」等々。工事は水を落とさなければ出来ないので致し方ない。早期の終了を願うばかりだ。天然水は富士山が世界遺産に指定されてから、十数銘柄の富士の天然水をうたった商品が新たに発売されたらしい。世界に轟く富士、水の豊富な日本。売れないはずがない!この天然水を引いたために河口湖だけが異常な減水が続いていると言う説もある。いずれにせよ魚にも釣り人にも迷惑な話である。工事ならば終われば復旧するのだが、果たして真相は??である。
★大石周辺のポイント図
■パトロールの結果、馬場川河口に入る予定が・・・
北浜荘のご主人にポイントの事を色々と教えて頂き出船が遅れてしまった。調子も今一なので他に釣り人が居ないだろうと高を括っていた。船着き場に行くといつの間にか若者が2ハイ、ボートを漕いでいる。まさか、馬場川河口には入らないだろうと思っていたが、見事ドンピシャに入られてしまった。彼らの近くまできて暫しモジリをみていたら馬場川の手前大石スロープ寄りにもモジリがあったので、ここに水竿を打つ、このへんは比較的短竿の実績が有るので17尺で少し余裕がある所を選ぶ。支度をしているとウキの立つ位置にモジリを見つけ期待が一気に高まる!ところが、エサを打てども打てどもウキが全く動かず魚っ気がまるで無し!まぁそのうち来るだろうっと、呑気に構えるが全く魚の反応なし。こうなると睡眠十分の筈だが睡魔が襲ってくる。眠気を我慢しエサ打ちを繰り返すが異常なし!3時間が経過した。釣れるときはジャミが釣れてきてからへらになるパターンが圧倒的に多いので望みなしと判断し移動を決める。何処に入ろう?日も高くなりモジリも殆ど無いことから昨日と同じポイントを目指した。10時を回った。しかしながらここも魚っ気無し!今日は駄目か!?と脳裏をよぎる。ここも3時間ほど粘るがブルーギル一匹に終わる。依然ウキは沈黙を保つ
★防災桟橋に向かって真っすぐに打つ(この写真は風でボートが傾いている)
&験直しの竿掛け
■果報は寝て待て!
・・・でも、このままでは終わりたくない!原点に戻り朝のリサーチ通り深い所への移動を決める、深い方が釣り味も楽しい。ポイントは防災桟橋を真正面に19尺ジャストで底が取れた。21尺を出すつもりでいたがこれならバカを出せば風による揺れにも対応できると判断した。13時30分開始。これで最後まで粘る!腰を据えて釣る!と自分に言い聞かせ初心に戻りエサ打ちを繰り返す。ゆっくり、ゆっくりと、でもペースを守りエサを打つ、備えは万全に、エサも終了から逆算すると足りないので早めに作っておく、検寸台は勿論セット済みだ。しかしながらエサ打ち開始1時間ほどして再び睡魔が襲う、流石にこれには我慢できず、ボートにシートを敷き暫し爆睡♬ 30分ほど経過しただろうか?目が覚めて頭スッキリ。エサ打ちを開始♬すると、どうだろう!2~3投もすると俄然魚っ気が出てきた!今までは何だったのだろう?直ぐギルが釣れる、またギル、そしてニゴイが来る、希望が湧いてくる!ニゴイを数匹釣ったあたりで、風が出てくる昨日と同じパターン?ウキが流されるのでハリスオモリ(ガンダマ)を付ける。すると、力強く一節ズルっとウキが入る、合わせると乗った!凄い重量感!首を振る口にフッキングした巨べらの引きだ!やっとのことで始めのヒトノシを耐えるが、つぎの突込みに敢え無くパリス切れ。痛恨である!1.2号しかも19尺天々の底でやられるとは。。。。。もう終わりかな?と・・・・気を取り戻して次投、段々風が強くなってきた、すると、ほんの僅かだが波間にチクッと黒節位入った(様な気がした)本能で手が出た。これも乗った!やった!重い!突っ込まれる!耐える耐える!耐えた~!!白い魚体。へらだ!慎重なやりとり、水竿に巻かれないように細心の注意を払い取り込む。重い!計測すると47.2cm記録更新!満足感!余韻に浸っている間もなく、まだ群れの残党が残っている筈。と次の一投のウキを凝視するも、もう魚っ気は無く、群れは去っていってしまった。暫くは余韻に浸りながらも次のチャンスを伺う。15時30分頃に風が強くなったため先着の若者たちが帰船、話をすると44cmが最大と言う。暫くエサを打ち続けると宿のご主人さんがボートを漕いでくる、若者から僕が47.2cmを釣ったことを聞いて来たのだ、これが初ヒットですよと告げる(笑)が、昨日の尺半と言い今日の47.2cmと言い、ご主人は我が事のように喜んでくれた。帰り際にゆっくり釣っていって良いと言ってくれたので、お言葉に甘えて17時までやろうと決めた。オヤジさんが帰った後、16時過ぎた位か、また1枚釣れる。残念ながら尺半には足りなかったが超腹パンの44cm間違いなく2キロは超えもしかしたら2.5キロに行くかもしれない兵が来た!2枚でも大満足だ!このあとは魚の気配もなくなり予定通り17時に納竿した。
★腹パンの47.2cm。これを釣る一投前の1.2号のハリス切れが痛い!
★2枚目のスーパー腹パン(笑)44.0cm 顔を見た瞬間は絶対尺半は行ったと思った