天候・・・曇時々雨 最高19度、最低気温13度、南東の風
ポイント・・・山梨県 河口湖 ハワイ(流れ込みミオ筋よりハワイ寄りに立ち込む)
竿・・・21尺
浮き・・・カヤ製PCトップ (1.3mm~1.5mm径) ボディ8cm 浮力 約2.5g
仕掛け・・・道糸2号 ハリス1.2号 針・・・ グランダンゴ8号30cm×グランダンゴ8号40cm
タナ・・・1.5mの底釣り
釣り方・・・両ダンゴ
エサ配合・・夏200cc+冬200cc+マッハ200cc+ペレ底200cc+水400cc
を夏・マッハで調整
釣果・・・45.0cm~42cm 5枚
釣り時間・・・10時~日暮れ
水位・・・-2.6m
■ 減水が2.6mと西湖、精進湖と比べると突出して水位が低い状態が続いている河口湖。へら師にとっては決していい状態とは言えない。年に一回の乗っ込み祭りでも、水位が低いために葦やボサが水際に届かず、ハタク場所が限定されてしまうからだ。原因は諸説あるが、世界遺産に指定された後に、河口湖の水系に井戸を掘り、富士の銘水と謳って天然水が5銘柄発売された事もその一つと言われている。なので抱卵したヘラブナたちは子孫を残すために、沖にある藻や障害物に卵を産み付けている、所謂「沖バタキ」になってしまっている。当日も、モジリを見ると結構な割合で沖で「ハタキモジリ」をしている。沖の同一の場所でハタイていた。こうなると少々の雨が降ろうが風が吹こうが、接岸は厳しくなり、へら師はそれを見ながらヘラブナの顔を見ることが出来ない、むなしい日々を送り益々厳しい状態に陥っている。そんな中、望みが無いわけでもない。ハワイのモジリは、(モジリが)有れば釣れると言われている。先人たちの経験情報を頼りにするしかないのである。最も攻められているロイヤルワンドや長浜等は、モジリがあってもなかなか釣れないポイント(に釣り人達がしてしまった)なのだが、そんな訳で、僅かな期待をかけ16日出陣した。当日の天気予報は午後から雨なのも勿論出陣の理由だ。なので、10時出社と言う社長出勤を決め込み、睡眠時間が十分で気力・体力・やる気(笑)が十分の戦闘態勢(笑)あとは、魚次第だ!10時に河口湖に到着しパトロールを開始、今回はモジリが有るが長浜は外し13日の実績のあった(でも、すぐ釣れなくなった)ハワイを本命に、西湖落とし、船津を回る予定。まず、本命のハワイを見に行ったら、釣り人は1名だけでラッキー!でも流石にベストポイントに入釣していた。モジリはまあまあある、モジル型が良い♬なので、先釣者に断りモジリの多い右隣に入ることにした。先釣者は彼よりも沖に行こうが長い竿を出そうが、気にしないので好きにしてくださいとの事だが、その辺は互いに快適に釣りたいので近づかずに竿先の向きも離し、釣台の性能上僕の方がやや沖に入れるので竿を短くしてウキの立つ位置を合わせた、彼は24尺。支度を済ませ12時に釣り開始。先釣者は流石にピンポイントを押さえていた、どうやら入間の釣具屋のおやじにリアルタイムで携帯に電話をかけて指導を乞うている様子。13日の月曜日にはハワイ以外では唯一の釣果が有った西湖落としで8枚釣れていたのだが、釣りをしながらの話で、その本人が釣った事が判明した(笑)。広大な釣り場だが、やはり狭い世界だ!さて、モジリはポツポツ出ているが、予報以上に雨が降らず曇で時々ぱらつく程度の雨。これでは期待が持てないかな?今回は、西湖前浜の常連たちの定番的な餌を試したかったのでブレンドを変えてみた、河口湖はペレット系の餌が好きという事を雑誌で紹介していたが真相の程は??だが、いい感じのタッチだ。30分ほどで魚っ気が出てきた。程なく、ギル、ウグイ、そしてニゴイが釣れてくる。でも、今までとは比べ物にならないくらい連続してアタル、そして釣れてくる。ウキが全く動かないよりも比べ物にならないくらい楽しいし、何か?期待が持てそう♬ 隣を見ても、しきりに合わせているがヘラ以外の様だ。隣の方は朝一から釣っているので少なくとも6時間以上の釣り時間で型見ずなのである、でも、今回は何か釣れるような気がする(因みに13日にも河口湖に行きMR.Gの車で河口湖を半周パトロールした結果、長浜に入るも二人とも撃沈、型を見た人は二人で各1枚づつ、この二人は、期待が持てる大雨の予報に前日には既にベストポイントに釣台を設置しおまけにウキの立つ位置に撒き餌をしていた)なので今回はリベンジマッチなのである。相変わらずの、ギル、ウグイ、ニゴイの入れ食いが続いている、このジャミの活性の良さは水温の上昇にあるらしい。釣り開始から2時間経った12時頃ウキに一寸した変化が出てきた、ジャミのアタリが少なくなってきたのである。でも、12時は曇とは言え最も釣れない時間帯なので違うかな~?と思いつつも、小さいながらも戻してからの力強いツンに合わせるとへらが乗った!空かさずお隣から「おめでとうございます」と祝福。開始2時間はかなり早い方だ!尺半無いのがすぐ判ったので、掬った網で撮影。42cm位。さて、気合が入る!雨が恋しい(笑) でも、予報に反して雨量は少なく、風も微風で左からの風で良いとは言えない。何投か打っただろうか、隣の先釣者はまた、携帯で電話をし水深を確認し、移動を検討しているらしい、あとで入ってきて2時間で釣ってしまったので、一寸気まずかった。貸船屋のハワイの向こう側にあるワカサギドームの下にヘラが居るのでそこを狙うアドバイスを貰ったようだが先釣者は一寸躊躇っていた(後で聞いてみたら、そこはハワイの管理地なので釣りはNGということだ)結果、道具を車に積み彼のめぼしいポイントにパトロールに行くという。彼が片づけている間にも、いいツンあたりで良型が釣れる検寸すると丁度尺半だ。現金なもので彼が岡に上がっていたのでへらの手持ち写真を撮って貰う。多分心中穏やかではないと思い、ゴメンネと心の中で言う。彼は快くおめでとうございます!といってシャッターを切ってくれた2枚目。何かモジリも近くなってきた感じだ。連続で釣れるという感じでは無く、へらが1枚釣れるとジャミという感じ、へらっぽいアタリを集中して取り続ける。3枚目は二時間後、ややアマメの餌を入れ、馴染み際でズッとアタった5時前。日が傾き小雨が降り始めて、いい感じのウキの動きになってきた!ジャミもうるさくないのでズラシていたウキを元に戻し共ズラシに、シッカリ馴染ませてからの返してからの1節のツンで、44cmの腹パン♬6時頃にもツンで5枚目。7時前まで粘るがその後はアタリが無く終了。ハワイは綺麗な魚体で平均サイズも大きかった。
<ハワイのベストポイント>寺川の左にある階段の右側に立ち込み打つとミオ筋に入る。満水時は、ボサのところに水面がきているので今は、底の状態を知る事が出来、いい勉強になる。先釣者は流れ込みの流心に釣台を設置し流れに沿ってウキを立たせていた。大正解!僕はその右側ハワイ寄りに入る。
<超遠浅のハワイ>13日はこの10m先に入り24尺を振っての釣果。
<2枚目に釣れた尺半>
<44cmの腹パン>モジリも比較的大きいものが多かった♬