天候・・・雨 最高気温3度、最低気3度 東のち北の風
ポイント・・・神奈川県 芦ノ湖 湖尻 川前
竿・・・25尺(水深6.5m)
ウキ・・・カヤ製PCトップ(13~15mm径)ボディー12cm 浮力4g弱
仕掛け・・・道糸1.5号 ハリス0.8号
ハリ グランダンゴ8号40cm×グラン6号50cm
釣り方・・・グルテンセットの底釣り
エサ配合・・・夏200cc+冬200cc+ペレ底200cc+マッハ400ccに
水370cc。α21100ccに水130cc
釣果・・・44~38cm19枚
釣り時間・・・7時~15時30分
■渇水の芦ノ湖
12月からの降雨が少なく、過去3年では最も水位が低い。年間でも水位の増減が少ない湖なのでより痛々しい。標高が700m級なので乗っ込みには程遠いが、魚の喉は絶対乾いている筈(雨を待っている筈)では、どこで待つか?真っ先に考えられるのは流れ込む川、流れ込みに入ってくるだろう。と考え、雨を選んでこの日を出撃とした。しかしながら気温3度での雨は厳しい、流石に誰もいない。開幕からの釣果はいい人で3~4枚。今までは3月のへら釣りは考えらずらいのは納得。でも昨年3月7日に物は試しと竿を出した。そしたら雨も手伝って41cmを頭に12枚も釣れてしまった(笑)私もビックリだったがうえ乃さんもビックリの釣果だった。3月では過去最高の枚数らしい。こんな訳で二匹目のドジョウとばかりの雨の日釣行だ。自身、川前は初めて入るポイント、深良でつれてしまったので他に入る必要が無かったとも言える。芦ノ湖の乗っ込みがGW頃から始まり5月中旬~下旬までだが、この時期は河口湖の乗っ込みと被り、入るポイントが限られている、湖尻は。良い時期にはなるべく初心者に入ってもらいたいので、5月、6月に最も釣れる芦ノ湖の釣行は少ないのだ。
★海賊船に向かって打つ、右がうえ乃桟橋になる
★船首の水竿からアンカーも引っ張ってもらう
★流れ込みから雨水が流入し発生した濁り、この濁りの成分には硫黄もある、芦ノ湖らしい。
■読み通りへらが流れ込みを目指し入ってきた!感動のモジリも見る事が出来た!
3月の芦ノ湖は、へらは殆どもじらない、たまにハネルのは水鳥か鱒だ。逆を言うとモジリが一つでも近くにあれば勝ったも同然なのだ。
雨で誰もいないので7時半頃にユックリと出船。流れ込みを垂直に背を向けて水竿を打ってもらった。
正面は海賊船の船着き場(うえ乃桟橋)になる。必ずへらが川に入ってくるとの信念でエサを打つ、風が有り流れがあるので、常にふわふわとしたウキの動きだ。魚っ気は無い。開始1時間経過したころにウキの馴染み際にチクッと入った、瞬間的に手が出た、ヒット!重い。まさかのへら?でも早すぎる。。。。手前にドンドン来るのを水竿に巻かれないように竿を向こうに送る、鱒でもない。ギルでもない。もしか!?と思いつつファイトする。やっと正体が見えるへらだ!ビックリの1時間であっさりと釣れてしまった!ラッキー!!これでオデコは無くなった(笑)40㌢位の綺麗なへらだった。予想外の1枚の気を良くしてエサを打ち続ける。時々アタルのだが鱒になってしまった。ああ~あのラッキー一枚でもしや終わり!?3月4月上旬は水温が低いため鱒の活性が良く、姿が美しく美味しい鱒であるがへら師には天敵なのだ。ポツリポツリと釣れるのは鱒。だが開始2時間が経った頃にウキの動きに変化が現れる、フワ~ッと返してきてチクッとアタった。これは直ぐへらだと判った強烈な引きだ!芦ノ湖のへらは関東では屈指のファイターだ、これが21尺~27尺一杯で釣れてくる貴重な湖。景色も最高だし此処のへらを釣ってしまったら皆虜になってしまう。このあとポツポツとへらが来てくれる、しかしアタリが小さい!見逃してしまうほどだ。だんだん型もよくなって来る。そしてついにもじりも出てきた!3月の雨に流れ込みに入ってくるへら、モジリも段々近寄ってくる!感動だ~!上半身だけ見ると間違いなく尺半と思うような一寸変形の腹パンも釣れてきた!これは重たい。結局、小さな群れが何度か回って来てくれて
40cm以上の型が揃い43cmを頭に19枚の釣果に恵まれた!あと一枚!っと最後頑張ったが20枚には届かなかったが、3月の芦ノ湖の自己記録を更新することが出来た。そして何よりも読みが当たって釣れたことが嬉しかった。今後の貴重なデータとなった。
★この日の最大43cm
★上半身は尺半の奇形君、重たかった。沢山元気な子を産んで下さい♪
★最大の43cmナイスファイトでした♬