天候・・・晴れ 最高33度、最低気温23度 北東の風
ポイント・・・山梨県 河口湖
竿・・・12尺
ウキ・・・パイプトップ(20mm径)ボディー9cm 浮力3.0g
仕掛け・・・道糸2.0号 ハリス1.2号 ハリ 巨べらグラン 16号50cm×70cm
釣り方・・・宙釣 タナ3.0m
エサ配合・・・藻べら200cc+グルバラ200cc+巨べら200cc+尺上200cc+粘力スプーン山盛り2杯
+水650cc~700cc
釣果・・・45.1cm~40cm16枚
釣り時間・・・5時30分~18時30分
台風の影響で大月は4時間で200mm(ひと月分)の豪雨で、津久井湖や相模湖は満水となった。そのため両湖では一部のポイントではハタキが見られた。(ハタクと読んだが読み通りになった)半面、お隣の河口湖は、降雨は有ったが水位は2~3cm変動したのみで、大雨による大ハタキが期待されたが不発に終わる。しかし台風前後の天気は曇りで時々雨が降っており、ポイントにより濁りが発生し、ピンポイントで釣れていた。今回セレクトしたポイントも濁りが入った時に実績のあるところをセレクトした。底が溶岩で凸凹の為、宙釣りとなる。
朝もじりが確認できたのでそそくさと支度をして釣りを開始した。3時間経過するが時間とともにモジリも無くなり、へらが出て行ってしまった感があった。小魚も全く反応なしの危険な状態に、お隣さんと「これはヤバイかも!?」と危惧をする。天気も無風快晴で絶対的不利な条件だ。濁りが入ると1本半位のタナが実績が有るのだが、心なしか?濁りも取れてゆき益々以て悪条件が重なる。クリアレイクの鉄則通り濁りや風が無い時や晴れた時は、タナを深くしてゆく。底に付くギリギリまでウキを上げた時にウキに変化が現れる、小魚だろう?暫くエサを打ち続けるも魚のサワリがあるが、アタリに結びつかない。このウキの動きはもしや?へらかもと推測し下針のエサのタッチをヤワヤワに変えて5投目に力強い3節のツンとアタリ、一枚めを釣る。「タナが深い」の読みが当たって釣れたのは嬉しい。また、ジャミが釣れずにいきなりへらぶなが釣れたのは初めての事だ。かなり厳しい条件だったのでオデコを回避できて正直ホッとする。そのあと1時間ほど間が空いて2枚目。同じように約1時間後に3枚目。ポツポツだが40~42cmクラスが釣れて来る。時々出る大きな糸ずれはヘラによりものと推測される。宙釣りと言う事と食い渋りの為。エサの手直しが無ければアタリが出ない事に気づいたこと。等、底釣とは違う攻略感があり面白い。この日は両方ともヤワヤワにするとアタリが出ないため、下針のみヤワをつけて打つ。夕方地合いが来たら両ヤワでカタモノを狙う予定だ。15時頃に白い雲に太陽が暫く隠れた時間帯があり、この時にアタリが出て1時間で4枚を釣る、その後また太陽が顔を出しアタリがなくなる。18時前に陽が傾きいよいよチャンスが訪れる、サワリも強くなってゆき、エサをしっかりと馴染ませることを心掛ける。18時30分頃だろうか?流れが出始め、アタリが遠のくがエサ落ちギリギリまで待つとドンッと強烈なアタリガ出る。竿が撓る、重量感が違う。これは(尺半に)行ったかな?とゆっくり慎重に取り込む。今回新調したネットがラバーのランディングネット。口径50cm深さ40cm。やや重いが頑丈で2千円もしないので気兼ねなく使え、柄も伸び、なかなかの優れものだ。後で気づいたがバラー製の網なのでに水切れが良く匂いが着かないのも良い。さて検寸台に乗せるとギリで45cmオーバーの45.1cm。目標達成!結局16枚を釣り納竿した。良い釣りが出来たがアタリのわりにスレが多く、もっとエサを何とかすれば、枚数を重ねたのでは、と課題が残る釣りだった。
<13時頃に釣れた腹パン>
<狙い通り夕暮れ時に尺半をGET!>