2016年7月26日 芦ノ湖 湖尻 深良水門 - 巨べらダービー2018 - Third year Resurrection
天候・・・曇のち雨 最高20度、最低気温17度 南西の風
ポイント・・・神奈川県 芦ノ湖 湖尻 深良水門 ボート釣り水竿止め、24尺ライン
竿・・・27尺→25.5尺
ウキ・・・カヤ製PCトップ(13~15mm径)ボディー12cm 浮力4g強
仕掛け・・・道糸1.5号 ハリス0.8号 ハリ グランダンゴ8号30cm×40cm
釣り方・・・両ダンゴの底釣り
エサ配合・・・夏200cc+冬200cc+ペレ底200cc+マッハ200ccに水400cc
を手水で調整→後半は水420cc
釣果・・・43~40cm28枚 内10枚が腹パン
釣り時間・・・6時~17時前
■大フィーバー(笑)は終わりド貧果の芦ノ湖(湖尻)へ
5月6月に爆発的に釣れた頃とは一転してガラガラのうえ乃、前日はお客様ゼロ、2日前は1枚、3日前は3枚と爆発の反動が来た感じだ、現金なもので釣果と客数が比例している。自分は、爆発的釣果に沸く芦ノ湖には興味が無く(へそ曲がり)ODKをくらうか?くらわないかの?のスリルを感じながら挑むのが堪らない(笑)。
しかしながら、うえ乃さんの応援隊でもあるので、釣果を上げないとPRにならない、期待は薄だが雨なので、どうにかなるだろうと釣行した。
朝、明るくなると恒例の桟橋に出てモジリを見る。結構いいモジリをしている、しかしながらガイドの杉山氏は桟橋のモジリはあてにならないと言う。確かに一度新ちゃんと桟橋に入った時も物凄いモジリだったが、その日もド貧果だった事を思い出した。さて、深良水門はどうなるか!?事務所を入り二階堂社長に料金を払い、昼食をオーダーする。その時も、ここのところ状況は良くないと気遣ってくれる。
■前回24尺を振った時に沖に向かい深く駆け上がっていた・・・
良いポイントを見つけた!と内心喜んでいた。ただ、前回は手持ちの最長が24尺しかなく、やや沖目に振り込むとズラシ幅が少なくなり(多分ヘラの)空ツンを何度かくらったので、そこを探るべく25.5尺27尺を持参する。先ずは、27尺でスタート、周りを見ると良いモジリをしている。いつもより近い・・・底立てをすると思っていたより浅く、穂先と穂持ちの継ぎ目にウキのトップが有る。底立ても早々に釣り開始。1投目、魚っ気がある、いつもの深良に戻った感じ。朝一はギルが凄いアタルポイントだ。2投3投4投とギルの弱いアタリ。そして藻が絡んで来る、大分伸びてきたようだ。でも、ギルは釣れて来ない。そして5投目、力強くツンと入り、合わせると乗る。マブかヘラか?藻が絡んで釣れてきたのはヘラブナだった。これは早い!船着き場桟橋では2投目でアタリ3投目で釣れた事があるが、船では最速だ!モジリも近いところにあるので、もしやモーニングサービスか!?と、期待が高まる!!ところが打つ度に、馴染み幅がバラバラで時にはボディーの付け根で止まってしまう、しかも藻が絡んで来る始末。でも、魚っ気があるので打ち続けるも、振り込みと藻との格闘であっと言う間に2時間が経ってしまった。27尺の底は駄目!ウキが動くのでそそくさと竿を25.5尺交代。バランスが取れているので支度は早い、底立てをするとこれがドンピシャ!風対策で仕掛けは長短の2本づつ準備しているがバカを詰めた仕掛けでピッタリだ。竿尻にハリが来る位。1投目、いい感じで馴染んでくれた、2投目も思い通りの馴染み幅、25.5尺の底はいい感じ♬魚が触っているので待っていると、ツンとアタリ2枚目。1.5尺の差だがウキは見やすいし藻も気にならない底の状態も格段に違う!丁度駆け上がりの先に着底する。ここが魚の付き場、魚道だと思う。このあと数投でまた、1枚。いい感じで3枚目。天気は予報に反して薄日が差してくる。また、予報が外れ~雨の活性化を期待して来たのに・・・このまま、昼に向かい渋るかな?と思っていたがポツポツとギルのアタリの合間にヘラがアタリ釣れる♬ 大抵、ギルは釣れてくるものだが釣れて来ない。オカシイ!?ヘラのアタリにも似た動きがあるが微妙に違う。確かめるべく練り込んで小さく餌を付けてみた、ツンっとアタリやはりギルが釣れてきた。やっぱりギルのアタリか糸づれが出ていることが判った。11時に杉山氏がカレーを持って来てくれる、その時は7枚。7枚でも杉山氏はビックリしていた。何せ絶不調だったから・・・水竿で風が吹くとボートが首を振ってしまうので船首からアンカーを引っ張って貰う。飽きない程度にポツポツと釣れてくる、マブは全く釣れて来ない!
■正午過ぎ雨が降り出すも沈黙の1時間。しかしクライマックスは・・・いきなり!
速攻で昼食を食べ終わると正午過ぎから雨がパラついて来た。これは来るな!っと期待させる雨だ!しかし雨が振っても食が立ってこない。沈黙の打ち込みが1時間続いた後、フワッと上げてツン。久々に釣れる、しかも金色で型が良い!THIS IS 深良の良型。そして、また直ぐ釣れる、これも良型で腹パン。まだ、腹パンいるんだ~と感心した。雨が降りほぼ無風状態の絶好の条件、水竿だと風によるボートの首振りが無く釣れるのは大変ありがたい。どうやら良型の群れがやってきたようだ、ギルは相変わらずアタルが、へらも来る、やはりヘラの辺りは力強い!そして合わせる。25.5尺が3番まで引き込まれる。乗った瞬間が堪らない、しかも重々しい引き、キロ級だと直ぐ判る!いよいよへらのアタリが頻繁になってきた、昨年の7月30日にこの深良で尺半を仕留めた記憶が蘇る。今回のポイントは、正面より右側(延長戦に富士山型の屋根のある家)の間にウキを馴染ませれば、かなりの確率でアタリ、そして乗る!しとしと雨でたった一人で深良で長竿を絞る、強烈に絞り込まれる!この上ない幸せの瞬間。13時過ぎからアタリ始め、アタリはづっと続いた!途中20枚に目標を上方修正するも、4時前には突破、迎えが5時前なのでどこまで枚数を伸ばせるか?になってくる。黙々と釣り続け28枚目になったところでハリスが絡んだので30枚を目前に納竿とした。43~40cmの良型ばかり・・・思い出に残る釣りになった!
■ポイント開拓の展望
キャンプ場では雨宮氏が水竿を1本分沖に出し24尺ラインで釣っている。今回の深良も25.5尺だ、現在この水深ラインで釣果が上がっている、既存の深良の浮き桟橋が21尺ラインで位置を決めてあるのだが、この事実を受け、うえ乃さんが、先日、この桟橋を沖に出し24尺でジャストの場所まで移動してくれた。大変ありがたい事だ!今後もっと水温が上がるので、この桟橋は楽しめると思う。風に強いのがいい!そして、この釣行記を見ている方だけに裏技を・・この沖に出した深良の浮き桟橋にボートを付け更に深場を狙う!水竿と比べると段違いにボートが動かなく釣り易い。既に雨宮氏が実証済みで炎天下の悪条件でも11枚深良ベラを仕留めている。(うえ乃さんのHPではこの船付方法には触れていない)底は26尺前後で取れ綺麗だったと報告が入っている。そしてヘラの空ツンが多発した事も付け加えておく。昨日(7月30日)この報告の電話が入り、検証すべく釣ってみて欲しい旨の要請があり近々に空ツンの検証に行こうと思っている。まだまだ、新ポイントの開拓が続きそうだ!
<強烈なファイトで楽しませてくれる深良のヘラ・・腹パン!>