年明けからの長い出張も一段落し、久々の河口湖へ。
今年初へらとの出会いを求めての釣行。
北浜荘到着は朝6時過ぎ。
岸辺はきっとハタキでバシャバシャ言ってるんだろうな。。と思いきや、完全なる沈黙。
桜も葦もまだまだ冬の姿。
イメージと違う。。
そして待ち合わせをしている太郎ちゃんを待つ。
あれ?なかなか来ない?と思ってたらライン入電。
なんと、寝坊! …気合いが足りないんじゃない?太郎ちゃん?笑
北浜荘の親父さんにおすすめポイントを聞く。棚は?仕掛けは?
ふむふむなるほど、「ポンプ小屋」「1.5m」という言葉が頭に残る。
そして独り、船を出す。 北浜荘から大石公園方面へ全力で船を漕ぐ。
うーん、想像はしてたけど人だらけ。立ち込みの先輩方がズラリ。こりゃダメだなあ…
ポンプ小屋の先の方に葦原が見える。 単調な岸辺の中でちょっと入り組んでる場所を発見。
恐らく湖底の地形や地質も違うはず。方角も水が温まりやすそうな北西側。悪くなさそうだ。
岸からちょっと離れたところに水竿が残っている。
水竿があるということは何かの目印に違いない。実績があるか、水中に見えない何かがあると想像。
水竿を刺してみる。土と泥の混じった底質。なんかイマイチ。
移動しながらあちこちで水竿を刺してみる。 おや? 砂利っぽいエリアを発見。
ハードボトム。記憶の中の良い思い出が蘇る。 ここにしよう。
がまかつ凛刀16尺でスタート。
深さ1.5mラインを回遊しているはず。
夏/冬/ペレ底のダンゴと芋グル&凄グルの喰わせ。
ハリス40/50で針は10号。
底釣り開始。
いつもながら最初のアタリが出るまでは
自分を信じられるかが勝負だ。
このタナでいいのか、このエサでいいのか…?
次から次へと湧き起こる疑念との戦い。
耐えるのみ。魚は回って来ると信じるしかない。
だが、アタリは皆無。
ウエイクボードの波に翻弄され、アタリに集中できない時間が続く。
ここでイライラしてはいけない。
揺れるウキの規則性の中に不規則を見つけるべく集中。
だんだん風が出てきた。
風の中では短い竿の方が扱いやすい。
11尺がまへら 飛翔天に変更。
津久井湖で50上を獲った、思い出の竿。
食わせ餌が無くなり
野釣りグルテンに変更。
10時過ぎ。
なんとなく水に生命感を感じる。
それまでピクリともしなかったウキが突然
ツ、ツン!と入る。
すかさず合わせる。
掛かった。 重い。 なかなか上がって来ない。
ようやく姿を見せてくれたのは尺半のへら。
祝 今年の初へら。
釣れて良かった。
罰金を逃れた安堵が最初に来る。
その後じわじわ嬉しさがこみ上げて来る。
11j過ぎ。波に揺れるウキがふわっと上がる。 食い上げ?!
40ちょい。
11時半。押さえ込むようなアタリ。
これも40ちょい。
尺半いかないと測り方がテキトーになるのは悪い癖だ。
その後パタリとウキの動きが止まる。
3時過ぎ、エサがなくなったところで終了。
今年初へらは尺半。
なんとも幸先良いではないか。
大石で竿を出していた太郎ちゃんも良いへらが釣れたようだ。
嬉しい限り。
こうして一緒に一喜一憂できる仲間が居るということは
本当にありがたいことだ。
釣れたら釣れたで嬉しいし、
釣れない釣れないと嘆くのもまた楽しい。
この釣りに出会えたことに感謝。
次も釣れますように!