<4月10日>
天候・・・雪のちみぞれ 北東の風3~4m 日中 ー2℃ 納竿時3度
ポイント・・・神奈川県 芦ノ湖 湖尻 うえ乃 船着き場桟橋左
竿・・・24尺
ウキ・・・PCトップ(0.8mm)茅ボディー17cm 浮力 4.0g強
仕掛け・・・道糸1.5号 ハリス0.8号 ハリ ダンゴ8号×ダンゴ8号 20cm×40cm
釣り方・・・竿一杯の底釣り
エサ配合・・・わたグル50cc+いもグルテン50cc+水100ccを練る
釣果・・・39~36cm4枚
釣り時間・・・10時~17時00分
水温・・・8.8℃(前日比ー1.5℃)
潮周り・・・中潮
河口湖の初釣りを泊まりで二日間楽しむ予定だったが雪の予報。芦ノ湖も雪の予報だったが、こちらは午後に雨となっていたので交通規制が懸念されたが決行した。予想はしていたがウキに魚っ気が全く現れずたまに鱒が飛び込んで来てウキを動かす、6回ウキが動き鱒6本。降雪により水温が低下、前日比でー1.5℃は、魚にとってはかなりのインパクトだろう。ウキは暫くは不動で信玄の風林火山の一節が頭をよぎる正面の冠雪した山山を見て「動かざること山の如く」だ、あとは16時以降に3年物が回って来てくれるか?次第で釣果は決する。今年過去2回の釣りは夕方地合いが有ったからだ。しかしウキが動かず。河口湖に宿を予約してある。高速はチェーン規制になった、下みちで山中湖を超えて宿に向かう。慣れない道なので納竿時間は17時だが16時に上がろうと思っていた。が浮きが何となく動き出す。波間から見える「何となく」だ。そしてフッと抑え込んだような気がした。知らない内に手が動いていた。乗った!へらだ!丁度16時。上がるのはやめ!(笑)17時まで粘ると決める。寒さのせいか微妙な弱いアタリで4枚拾えた。
<4月11日>
天候・・・晴れのち曇り 北の風 2~3m
ポイント~エサ配合は同上
釣果・・・38~35cm4枚
釣り時間・・・13時~17時
水温・・・8.5℃(前日比ー0.3℃)
潮周り・・・小潮
前日に納竿しそそくさと河口湖の宿へ向けて出発、通行止めと雪道のスリップが心配で速攻で釣りから上がり芦ノ湖をあとにする。慣れない道は暗くなると不安なものだ。17時20分に出発し河口湖に付いたのは19時30分実に2時間以上かけて無事に到着。翌日は路面凍結で一般道にでれるかどうかも判らない。なのでチェックアウトギリギリに宿を出て様子を見ると、宿の前の道は乾いていて運転は問題なし。多分湖周も大丈夫だと判断し河口湖のパトロールを開始。前日の積雪は芦ノ湖10cm河口湖15cm山中湖20cm。一面銀世界の河口湖は生命感は全くなし、へらしもゼロだ。往生際が悪く宿を出るまでは立ち込もうとしていた。しかしパトロールを始めると、それは無謀であると痛感する。途中で河口湖を切り上げ芦ノ湖へ向かう、高速はチェーン規制も解かれ快適な道中だ。芦ノ湖に無事到着しテントやシートを干す、食べたかった「ワカサギ定食」を堪能し前日と同じポイントへ。この日は芦ノ湖には珍しく北の微風絵に描いた釣り日和となった。13時釣り開始。やっぱり青空の下は良い♬しかしながら過去の経験では芦ノ湖は雪の後は滅法悪く最低一週間は不漁になる。当日も、ただでさえ降雪後の悪条件に輪を描いて雪代の影響で日中も水温が低下し鱒釣り師が諦めて帰ってゆく。今年最大のピンチが早くも訪れる。釣れるとしても16時以降と決めつけ、山中湖から駆け付けた友人と歓談をしながら時間を流す、その友人が帰り15時過ぎとなり、釣れた事を想定しエサを作る。16時が過ぎるが2度ウキが動き鱒が2本。それ以外は、絵に描いたウキだ。流石にヤバイかも?と不安になる、湖面は昨日よりももっと静かで魚は何も跳ねない。10分過ぎに遥か彼方でヘラが跳ねるが如何せん遠すぎる、あのへらが入って来ないかな~と独り言。15分波の動きかと思えたがフッとウキが入った様な気がしたので合わせると乗っている!なんと律儀なヘラブナだろう取り込むとやはり放流3年物だ、肩が張ってて一目では40cmはあろうかと思う綺麗な35cm。残り45分。抑え込みやツッと言った弱いアタリだがラスト45分で4枚を拾い納竿。
天候が不順で水も少ない芦ノ湖、そして降雪と雪代最悪の条件下の二日間でも、春の雪は釣れることが判った。今後はこれ以上の悪い条件にはる事は考えずらいので、あとは上がる一方だろう。水温が上昇すれば地べらも動き出す。今年の芦ノ湖も期待が持てる。