モロッコ
【3月は杏】
行程
3月の花「杏」
うすいピンクの花で満開
【世界一複雑な迷路の街 フエズ 】
敵国に攻められないように都市づくりで迷路を作り、対応している。
フエズはモロッコ最初のイスラム王朝の都である。
道は狭く、曲がったり、坂も多い。だから輸送手段はラバやロバである。
ガイドに言わせると迷うと二年間は出て来れないと言うが、まんざらでもない気がする。
【サハラ砂漠】
【1万年前、石器文化を築いた ベルベル人】
砂漠で動物飼育のためのテント
砂漠の中の自宅
テントで茶を飲む
テントで作業する娘さん
【カサブランカの 水売り】
モロッコの観光地には水売りがいる。水はあまり売れないので、写真を撮らせては5ディラハム(60円)を請求する。
もはや観光の目玉となっている水売。ベルベル人である。
【カスバ街道とトドラ渓谷 】
カスバ街道の城壁と要塞
カスバ街道 とオアシス
カスバ街道とは 、アトラス山脈とほぼ平行に走る主要幹線の道路 で、カスバとは、城壁で囲まれた要塞の事。その城塞は土レンガで出来ているので、砂漠と同様に赤茶けている。以前はフランス軍の前線基地があったが、今は原住民のベルベル人の住処である 。
およそ300Kmの街道に所々、オアシスがあり、砂漠地帯では貴重な水があることから、ヤシの木など植物が密集している。そこにアラブ人の征服から逃れたベルベル人が要塞をつくり移り住んできた 。
トドラ渓谷は、カスバ街道の途中にある。街道きってのスペクタル、スリリングな景勝地だ。高さ200~300mの絶壁が連なり、ヨーロッパのクライマーはわざわざここまで遠征してくる。
【 映画「アラビアのロレンス」の舞台 】
アトラス山脈の反対側の砂漠の入口がワルザザードである。フランス軍の前線基地を今はモロッコ軍が駐屯している。
この街が有名になったのは、映画「アラビアのロレンス」の舞台となってから、数々の砂漠のロケに使われている。世界中の映画関係者がロケ地として今も熱い視線を注いでいるという。
【モロッコの縮図 マラケシュ】
夜のフナ広場
フナ広場の屋台群
マラケシュ・スーク
フナ広場屋台
マラケシュ 火吹き男
フナ広場 アクロバット
フナ広場 大道芸
ヘビ使い
ベルベルダンス
マラケシュ名物馬車
カサブランカは、 都市名にはスペイン語で「白い家」という意味がある。 人口は415万人(2013年)でモロッコ最大。モロッコの商業・金融の中心地
ハッサン2世モスク
ミナレット(塔)の高さ200mで世界第3位(1・2位はエジプトのモスク)。
全敷地には8万人、内部には2万5千人が収容されるという。ミナレットの一番上のダンゴ三兄弟(?)は現世、来世、神の世を表しているらしい。
驚嘆するのはモスク内には、浴室、カフエ、神学校、図書館、博物館がある。床は礼拝のために、床暖房まである。
【街並み】
カサブランカの映画の舞台はこのビル
今はモダンな電車が走る
【モロッコ料理 】
モロッコ料理はベルベル、スペイン、コルシカ、ポルトガル、ムーア、中東、地中海、アフリカの各料理の混合である。
世界最小のパスタと呼ばれるクスクス、独特の三角帽子のタジン鍋で作るタジンなどが知られている。
【タコはモロッコから】
モロッコの漁船にはタコ、イカ、マグロが並ぶ
日本最大のタコ輸入国は北アフリカの西側に位置するモーリタニア及びモロッコで、その比率は2国合わせて輸入量全体の70%前後で3万2,000トン。
日本のタコの輸入元(数量ベース)
第1位 モロッコ
第2位 モーリタニア
第3位 中国
第4位 ベトナム
第5位 セネガル
日本の年間消費量 8万4,000トン
日本国内産 3万3,700トン
モロッコ・モーリタリア産
3万2,000トン
中国他 1万8,300トン
合計 8万4,000トン
【政府の指導者】
モロッコ編 終わり