モナコ

【MAP】

面積はバチカンに次いで世界第2の小国
・面積 バチカンに次いで世界第2の小国。 国連加盟国の中では世界最小。

・人口 38,000人 ・首都 モナコ市 ・経済 観光業、金融業

・モナコはカジノF1モナコグランプリWRCラリー・モンテカルロが開催されることで知られる。

モンテカルロ (最大都市)

 

  国営賭博カジノをはじめ、湯治場、ゴルフ場、水泳場、美術館、植物園、豪華なホテルなどの設備が集まる同国の中心市街地である。しかし、モナコ国籍の人は、カジノを禁止されている。

  芸術祭、スポーツ祭など数多くの催しも多く行われる。

  シャルル・ガルニエによって建築されたモンテカルロ国営カジノは1,000人の客を収容しうる大広間と、ルーレットを備えたいくつかの部屋などからなり、絵画・浮き彫り・塑像などの装飾品、花壇を備えた前庭がある。

【地中海の街】

 地中海に面するフランスの東部には避暑地が連なる。ニースからモナコに向かう。

         ニース・コートダジュールの夜景

            風光明媚な保養地ニースのコートダジュール

ニースからモナコまでヘリコプターで移動

モナコのビルがはっきりと見えてきた

     埋立地のヘリポート

     およそ五分、あっけなく到着

                       モンテカルロ (最大都市)

 モナコ

  世界で2番目に小さいミニ国家で、国連加盟国の中では世界最小である。

 カジノを中心とする観光業が最大の産業である。埋立地には医薬品、電子などの工業と多くの金融機関が存在する。

 フランスやイタリアから通勤している労働者も多い。

 直接税はなく法人税も低いため、世界の富豪の別荘や多国籍企業の事務所が集まり、不動産業も重要である。人気の切手も財政に寄与している。他国からの移住者の多くは億万長者である。 

                              モナコ全景

【日本庭園】

日本庭園 (業者は福岡:別府梢風園)

グレース王妃(元米女優グレース・ケリー)は「モナコに日本庭園が欲しい。」と要望し日本に依頼

池泉廻遊式(一部枯山水、茶室)と呼ばれるもの

【カジノ】

     モナコの経済 はカジノ

        夜のカジノ広場

 カジノ広場

 昼間は観光客でにぎわうモナコのグランカジノ前の広場も、夜になると大人の社交場として全く違った顔を見せる。どこからともなく高級車が次々と現れ、ゴージャスに着飾った淑女や正装をした紳士がグランカジノの中に入っていく。

 宝石に例えられるほど優雅で美しい夜のモナコで、夜景を一望しながらのロマンチックディナーとカジノを楽しむ

【女優から公妃へ】

 モナコ大公 (国王)のレーニエ3世

アメリカの映画女優からモナコ公妃となったグレスケリー

 現在のモナコ大公はアルベール2

 父はレーニエ3世、母はハリウッド女優であったグレース・ケリーである。

 グレス・ケリーの結婚で、アメリカからのモナコへの旅行客が2倍になったという。

 しかし、グレース・ケリーは交通事故で崖から落ち事故死する不幸な晩年。

【景観】

         世界の大富豪が集まるモナコ湾

 日本人の長期滞在者は62人、永住者は4人。

ヨットハーバー。日本人では森繁久弥、加山雄三が利用

  モナコは世界的なセレブのヨットハーバー

   大金持が利用するモナコのハーバー

                  ビューポイントからのモナコの景観

【有名店】

モナコ王室ご用達のチョコレート店 「ショコラトリー・ド・モナコ」

日本人客は最も大事な客。殆どの国の客は十分品定めをし、店員に質問し、納得しないと買わないという。しかし日本人は団体で来て殆ど衝動買い、楽なお得意さんらしい。有名な国、有名な店であれば良いらしい。日本人は「有名」に弱いらしい。

モナコの経済

2009年の1人当たり国民総所得は、世界銀行によれば、統計のある国連加盟国・非自治地域中トップである。

 主要な産業は観光。特にカジノは、19世紀の一時期は国家収入の9割を占めていたこともある。

 モナコはタックス・ヘイヴン(課税が軽減・免除)のひとつとして知られており、(租税条約が結ばれている)他国からの移住者の多くは億万長者である。 20113月には、英国のシンクタンクにより、世界第51位の金融センターと評価されている。

 モナコは個人居住者に対して所得税を課していない。所得税がないため、モナコ国外からほとんどの収入を得ている富裕者の多くがこの国にやってくる。

 住民は外国籍者(フランス国籍47%、イタリア国籍16%、その他21%84%である。モナコ国籍者は16%である。

(モナコに生きた三人の女性)

レーニエ3世とハリウッド女優であったグレース・ケリー



王妃という名誉を選んだグレスケリー


 非常に恋多き女性として有名で、ゲイリー・クーパー、クラーク・ゲーブル、レイ・ミランド、ビング・クロスビー、ウィリアム・ホールデン、オレグ・カッシーニ、ジャン=ピエール・オーモンなどの、主に自分より年長の男性と浮名を流したが、モナコ王妃としての名誉を選んだグレスケリー。 

 しかし3人の子供を残し、52歳の若さで自動車事故で亡。

アメリカのケネディ元大統領夫人から、世界の海運王オナシス夫人となったジャクリーン・ケネディ


 金目当ての再婚をしたジャクリーン

 ケネディ大統領暗殺後、子供たちの安全と自分の自由と引き換えに愛のない財産目当てと思われるような再婚をしたジャクリーン・ケネディ・オナシス。

 第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの夫人。1961年から1963年までアメリカのファーストレディであった。しかし大統領と愛人マリリンモンローに振り回された苦い経験がある。ケネディ大統領暗殺の5年後、ギリシャの大富豪アリストテレス・オナシスと再婚。しかしここでもオナシスとマリア・カラスとの不倫など、オナシスの女性遍歴に悩まされる。

 キャロライン・ケネディ駐日大使はジャクリーンとケネディの娘である。


 


愛人で通したマリア・カラス

 海運王オナシスとの愛を貫き通し、愛人で通したマリア・カラス。20世紀最高のソプラノ歌手とまで言われ、多くの聴衆を魅了すると共にその後の歌手にも強い影響を及ぼした。

 オナシスとの愛人関係はケネディ大統領未亡人ジャッキーとオナシスの結婚後も続いた。

【セレブ】

モナコ在住の、元サッカー日本代表の中田英寿

ウォーキングトレーナーのデューク更家

               F1の佐藤琢磨

モナコ在住の、元プロテニスプレーヤー伊達公子

「国民的美少女」 後藤 久美子

モナコにヨットを所有していた森繁久弥

モナコにヨットを所有していた加山雄三

モナコ在住者

 モナコ在住の日本人はそんなに多くなく、外務省の領事政策課によると、3ヶ月以上の長期滞在者は62人で、永住者は4人だ(0510月現在)。この66人の中に、元サッカー日本代表の中田やデューク更家、元プロテニスプレーヤーの伊達公子がいる。

 現在でもデューク更家は年収5億~20億、中田英寿は総資産500億円くらい、今でも年収億単位。F1佐藤琢磨も年収7億円程度とか。伊達公子も年収2億円。金持ちばかりだ。

 かってゴクミの愛称で呼ばれた後藤久美子、元レーシング・ドライバーの鈴木亜久里もモナコ在住であった。


モナコ住民になる条件

 モナコに住むには10億円程必要、銀行預金証明は最低4000万円~1億円が目安。審査と許可は移民局の判断によるとのことである。

 さすがの大橋巨泉ですらあきらめたというではないか。

【政府の指導者】

アルベール2世 モナコ公 1958年生 63才 

 

2005年より在位

父はレーニエ3、母はハリウッド女優であったグレース・ケリー

・アメリカの大学卒業。

冬季オリンピック大会に5回ボブスレー選手として出場している。柔道

 は初段。

・犬ぞりにより150キロメートルの距離を走破して北極点に到達した。2009年にも地球温暖化の調査のために南極大陸を訪れ、1月14日南極点へ到達した[2]。どちらも国家元首としては世界初である。

・二人の子供のほか、独身時代に認知した婚外非嫡出子が2人いる。

モナコ編  終わり