ジプチ
【MAP】
アサル湖は塩で有名
海賊対策として各国が基地。イギリスはソマリアに、フランス、アメリカ、日本、中国が基地を建設。中国は鉄道を電化にし援助、何かあるかも。
【首都ジプチ市街】
ファイブスターのホテルが今夜の宿、物々しい警戒で警備もすごい。
赤十字の車もあり、不安もよぎる。
先進国の海賊対策要員として派遣されているドイツ軍兵士の常設ホテルでもあった。
露天売場にはエチオピアからの製品が並ぶ。中国製品はない。
街の中は舗装ではない
首都 ジプチ(人口62万人)
写真はダメ!
イスラム教のモスク
写真を撮るなと怒る
ジプチはイスラム教の国、女性は黒頭巾
街の至る所に寝ている
貧民街
市場の前にはモスクがある。古くいかにも最貧国のモスクと見られる。
観光客が写真を撮ろうとすると、近くの労働者や市民が烈火のごとく怒り出した。途上国で観光客になれていない国民は、写真を撮られるのを異常なほど嫌う。
写真は魂(たましい)まで撮られると信じているかららしい。モスクも彼らの拠り所、食事はしなくても、神へのお祈りは欠かさない。そんな拠り所のモスクを写真に撮るとは何事か、暴動が起きそうな雰囲気。そそくさと逃げ出した。
【ジブチ・エチオピア鉄道 】
2016年に中国の援助によってアディスアベバ・ジブチ鉄道が電化で新しく開通し、両国間の輸送状況は大幅に改善された。 今やアフリカで投資するのは中国のみ。
ジブチは、ジブチ港の貿易とジブチ・エチオピア鉄道の収益に依存する典型的な中継貿易国家である。
【ジブチ港湾サービス 】
・ソマリア沖海賊対処にあたるための外国基地として 仏、米、伊、日、中が駐留している。
・主要産業は運輸(ジブチ港湾サービス、ジブチ鉄道)のみの経済。
・厳しい自然環境等もあり、土地の生産性は低く、農業は未発達。経済は港湾収入・中継貿易等の運輸業、各国軍駐留による利用料等に依存。
・最近は中国の支援を受け、港湾や鉄道等の大型インフラ事業に着手
【塩のアサル湖】
湖の畔は塩原に囲まれている。主に北西部に広がり、西部にもその一部が延びる。その岩塩は採掘され、ラクダのキャラバンが組織され、エチオピアまで運ばれ、通商の材にされている。
アッサル湖は塩湖であり、湖水は、地球上で最も塩濃度が高い。34.8%と、死海よりも塩を多く含んでいる(水深20mで、39.8%の塩濃度が測定された)。湖の水源は、10km南東にあるアデン湾の西端であるタジュラ湾 からの海水で潤される地下水脈である。
最低地点はアッサル湖の標高マイナス153mで、アフリカで最も低い。
塩湖の岸辺
水たまりを掘ると簡単に取れる
国の至る所で塩湖、これとてさほど経済価値はない
塩湖の側の民芸品店で売る塩、ここの塩は円いのが特徴
1本10円程度
観光客は2本、3本と買おうとしたが、最後は誰も買わない。重いのが嫌なのだ。薄情者!
【民芸品】
幹線道路に面する民芸品店には手作りのお土産品。塩や石、木で素朴品
厳しい自然環境のため国土の大部分で農業未発達
【厳しい生活】
ガタガタ道は続く。 この辺に石油資源が発見されれば、いの一番に中国が駆け付け、舗装してくれるだろうに。そして安い中国製商品、中国人労働者もセットで。
道路も悪い、植物も生えない、農業も出来ない、劣悪な環境のジプチ。
たまに見かける民家
中国製品も入らないので、店先には商品も並ばない。
【政府の指導者】
ジプチ編 終わり