フィジー
ワン・ポイント情報
・国名 フィジー共和国
・民族 メラネシア系(51%)、インド系(44%)
・人口 849,000人
・宗教 キリスト教、ヒンズー教
・首都 スバ(人口 200,000)
・産業 観光、砂糖、衣料
・面積 四国とほぼ同じ
・識字率 93.7%
・言語 フィジー語,英語
・平均寿命 71才
MAP&history
メラネシアとポリネシアの境界に位置するフィジー
南太平洋のリーダー国、フィジー
1643年 蘭人探検家タスマン、フィジー諸島の
北部発見
1874年 英国の植民地となる
1970年 英国より独立
1997年 英連邦再加盟
旅の初めに・・・
2014年5月、南太平洋の中心国フィジーの旅を計画。
太平洋には大小15カ国の独立国があり、南の楽園と呼ばれているが、果たして。
多くの情報は得ていないが、取りあえず蚊が多く、マラリア注意と聞くので、虫除けスプレーと蚊取り線香、そして新兵器ベープを用意して機上の人となる。
☆出発
札幌〜韓国インチョン〜ナンデイ、15時間。大韓航空 利用
韓国美人のスッチー
人気NO1のビビンバ
☆到着
南太平洋の雰囲気抜群
南国の樹々が迎えてくれる
☆ナンディ (空港の町)
ナンディはフィジー、ビティレブ島西部の都市である。付近にナンディ国際空港を擁する。
人口は約3万1千人で、首都スバ、ラウトカに次ぐフィジー第3の都市である。 国際空港が存在するため年間約34万人が訪れる観光都市である。 インド系の住民も多く、ヒンドゥー寺院やモスクもある。
南太平洋諸国への玄関ともなっているため、日本人観光客も多く、リゾートホテルがデナラウ地区にたくさんある。
☆フィジーは人気の留学の国
ここ数年、日本人留学生に人気のフィジー、安いのが原因とか
ナンディの空港から15分、学校がある
今どきの若者・・・
インチョン空港で、大勢の日本人若者男女が乗り込んできた、その数200人位。明日、留学校の入学式と言う。
私の隣にも20才の男が座った。殆どPCを駆使して寡黙な青年である。食事の時に、「アルコールは飲まないの?」と聞いたが「水!・・・」と、か細い声が返ってきた。最近の若い人は酒を飲まないようだ。
長い旅なので交流をと、話にはぼそぼそと応える。自分の息子ならば話はしたくないが、お互い他人ならばスムーズである。
歳は20才、独身、いかにも草食系でひ弱い、家族は両親と姉の4人、海外旅行は家族4人で10カ国程度とか、英語は姉がオーストラリア留学で語学堪能。高校卒業後、行きたい大学もないし能力もないので受験をやめた、働きたくないので家でブラブラ、趣味は無く家でPCやら携帯電話ばかり。聞けば素直に応える。まるで刑事の尋問みたいである。
ある日、父親がフィジーは留学費用が安いので、金を出してやるから行って来い、と言うので渋々来ましたと言う。半年間だが、日本語以外は全く話せませんと言う。卒業しても何をするかわかりませんと言う。費用は100万円云々とか。
フィジーの空港に着いた。特に女の子は活発で如何にも自分から望んで来たと言う感じ。
甲高い声でカワイイ〜、むかつく〜、マジ?キモい、ヤバイ、ウザイ・・・と女の子らしいおしとやかな会話。しかし声は大きく、中国人御一行様方かと疑われる。
しかし、あの草食系の男の子はしょんぼり肩を落としてたたずんでいる。「しっかりやれよ!」と声をかけてお別れ。 ヤレヤレ。
ナンディの空港前の山は人間が寝ている姿、右側は顔の形。スリーピング・ジャイアントと言う
空港に入ると南国らしい音楽で歓迎
ナンディ・エアポートの看板
空港を出るとそこは楽園の雰囲気
ヤシの木と南国の特徴ある家が並ぶ
フィジーとは・・・
フィジー共和国は、オセアニアの国家で、300余の火山島と珊瑚礁からなる。
パプアニューギニアと並ぶ南太平洋の島嶼国のリーダーで、現在は軍事政権。
フィジーは伝統的に、日本やオーストラリア、ニュージーランドなど、アジア・太平洋諸国との関係を重視してきたが、軍事政権樹立後は民生復帰や民主化への対応をめぐって内政干渉を行うオーストラリアやニュージーランドと対立している。
オーストラリアとニュージーランドの度重なる内政干渉による圧力のため、近年フィジー軍政は新たな活路として中国との関係を強化している。
中国がフィジーに援助をする狙いは、豊富な漁業資源の獲得にあると見られている。
フィジーの住民は、先住民であるフィジー系(51%)と、イギリスが植民地時代に強制入植させた新しい住民であるインド系(44%)が多数を占め、近年中国人(5%)が増えてきている。
☆フィジーはインド系が44%、ヒンズー教の寺がキレイ
イギリスが植民地時代、インド人をサトウキビ労働者として多くを移住
ヒンズー教の寺。 現地人メラネシア系が51%、インド系が44%
☆マーケット
テントの市場
品物を持ち込んで販売
主食の一つ、タロイモ
カバの木、南太平洋帯に生える胡椒科の木
シジミの様
☆ハンディクラフト・センター
民芸品店、日本語看板まである
見るだけ〜
☆ガーデン・オブ・ザ・スリーピング・ジャイアント
ガーデン・オブ・ザ・スリーピング・ジャイアント。
巨人が横たわっているような形の山「スリーピング・ジャイアント」の麓にあるラン園だ。
これもラン ♪
どれも ラン ♪
こっちも ラン ?
それも ラン ?
これも綺麗な ラン ?
黄色い ラン ?
変なラン ?
ウワ〜 ラン ♯
ランじゃない ?
ハスでしょう
☆主作物
サトウキビ
カバ=鎮静用嗜好品
タロイモ
☆カバ・セレモニー(フィジー伝統の歓迎の儀式)
カバとは、南太平洋帯に生える胡椒科の木のこと。カバの儀式では、この木の根を乾燥させ、それを水でぬらし、しぼり出した汁を飲むようになっている。
最近では、マーケットや商店でカバの根を石で砕いて粉末にしたものも売られており、簡単な儀式では、これを水に溶かして飲む場合もある。
カバ・セレモニー とは・・・
噂には聞いていた「カバの儀式」。
「飲むとハイになるんだ」「舌がピリピリしてくるよ」「飲むと落ち着いてくるんだ」。すでにカバを飲んだことがある人は、それぞれ感想を教えてくれる。
この儀式にはいくつかシキタリがある。
見た目が茶色の水のような液体がココナッツの殻で作られた杯にいっぱいに入れられる。その杯が自分の目の前に差し出されたら、2回手を叩き、「ブラ」と言ってから、その茶色の水を一気に飲み干す。
南太平洋諸島地域で飲まれるカバは、特にフィジーでは色々な儀式で飲まれることで有名。堅苦しい儀式から、だれかがやってきたときのもてなしの儀式である。
カバとは、南太平洋帯に生える胡椒科の木のこと。
カバの儀式では、この木の根を乾燥させ、それを水でぬらし、しぼり出した汁を飲む。
最近では、マーケットや商店でカバの根を石で砕いて粉末にしたものも売られており、簡単な儀式では、これを水に溶かして飲む場合もある。
カバの儀式に必要な道具として、まずはタノアという木製の大きな器。この器に水をそそぎ、その中でカバの根をぬらし、汁をしぼり出す。
ほとんど茶色い泥水と同じような色をしている。次にココナッツの殻でつくった受け皿(杯)。これにタノアからカバの汁を汲み取り、飲む。
観客は恐る恐る手にするが、前列の人だけで後ろの人は気味が悪く飲もうとしない。
責任者の様な人が説明
周辺の子供たちが、あどけない顔で観光客を取り囲む
カバの儀式、始まり始まり〜
人食い人種のような怖い顔
装飾が似合っている
カバを木の器に入れ水を足す
何となく怪しい雰囲気が漂う
ヨーロッパ系の人は勇気がある、率先垂範?
☆伝統のロボ料理
ロボ料理は地中に掘った穴の中に焼けた石を置き、バナナの葉を敷き詰めた上に、葉やアルミホイルに包んださまざまな食材を置いて、その上に土をかぶせて数時間蒸し焼きにする料理で、フィジーのみならず他の大洋州の国々でも見られる伝統的な料理である。なお「ロボ」とは地面に掘った穴のことを言う。
出来あがり。石を除け、ヤシの葉を取り除く
バナナの葉で包んだ食材が出てきた
ヤシの実の様な器にも食材が
タロイモが出てきた
タロイモはサツマイモの様な味とか
男女混声合唱団? のショーが始まる
一番の観客は周辺の子供達、後継者は育っている
使われる食材は、タロイモ(手前の白い物)やキャッサバ等のイモ類、チキン、豚肉、魚、パルサミなどなど。ニンニクやココナッツミルクでとてもうまく味付けがされており美味。
世界最高水準と言われるシリカ水
タロイモが実に美味い
☆ビセイセイ村
大昔最初のフィジアンの先祖達が上陸した地とされるところ。
この村を中心に、フィジーという国が形作られてきた。
この村の村長さん、イロイロさんがフィジーの第3代大統領であった。
(イロイロさんの家)
コロニーの様
パンの木。黒人奴隷の食料として西インド諸島に導入された
教会
学校
ここにフィジーの先祖が上陸
☆ホテル
世界中にあるメルキュール・ホテル
プールもある
フィジーらしく、、、楽園体験
ディナーはビュッフェ・タイプ、本日はバーベキュー、ビールがうまい
朝食、南国の果物が豊富で美味い
☆フィジー・景観アラカルト
マリンアクティビティ
一番注目されているのがこのジェットフィジー
大小さまざまの島
プールとこの屋根が良い
健康的な美女がたくさん
食事は海産物に人気
ワインはオーストラリア産が多い
観光マップ
楽園体験
☆空港
ナンディ国際空港 の民芸品売り場
ちょいと待ち時間で一杯
フィジー航空で首都スパへ
☆スバ (首都)
スバは、フィジー共和国の首都であり、フィジーで最も大きな都市である。人口200,000人。
14階建ての高層ビル、フィジー準備銀行ビルがある。良港があり、港町として栄え、国内各地への船便が発着している。
ナウソリ国際空港が至近であるが、国際線の多くは島の西側のナンディ国際空港に離発着する。ナンディ国際空港からスバまでは、所要時間5時間程度の長距離バスか、ナウソリ国際空港までの航空路(30分)を利用することとなる。
コーラル・コーストの見どころは、フィジアン・リゾート前を機転に走るコーラル・コースト・トレイン。
本来はサトウキビ運搬専用鉄道だが、その一部を利用し、真っ赤な蒸気機関車で近くのビーチまでピクニックに出かけるというものである。
☆フィジー博物館
入り口にはとても大きな双胴船やカヌーが展示され、すごい迫力である。奥に進むとフィジー先住民の文化や歴史、習慣などを知ることができ、また当時使っていたと言われる、土器や生活用品、武器なども展示されており、当時彼らがどのような生活をしていたのが、垣間見ることができまる。
☆市場
FIJIで最大の市場,首都にあるスバ市場。
魚から肉から野菜からコメまで何でもかんでも売っている。
日本のように「卸売業者」はあまりなく、生産者(村人)が直接,市場に来て,消費者や飲食店業者へ直接販売するという方法がとられている模様。
☆南太平洋独立国一覧
南太平洋の独立国
紫がポリネシア系、青はメラネシア系、赤がミクロネシア系
・ポリネシア〜ギリシャ語で「多くの島々」の意味である。人口の総数は600万人。地域は
ハワイ、ニュージーランド、トンガ、ツバル等太平洋の東南地域。
・メラネシア〜赤道以南、 オーストラリア大陸より北東に位置する。ギリシア語で 皮膚黒 い人々が住む島々の意。パプアニューギニア、フィジー諸島 人口は860万人。
・ミクロネシア〜南太平洋地域諸島の北に属し、フィリピンや台湾の東の地域。パラオ・
ミクロネシアがある。ギリシャ語で「小さな島々」の 意味。人口は52万人。
【政府の指導者】
フィジー編 終わり