ハイチ
【MAP】
ワンポイント情報
・面積 北海道の1/3程度
・人口 1140万人
・首都 ポルトープランス(人口100万人)
・民族 アフリカ系(95%)
・言語 フランス語、ハイチ・クレオール語
・略史 1492コロンブスが発見~1697西側がフランス領となる(東側はドミニカ共和国)~1804独立
・経済 ハイチ経済は成長に向けての潜在力がありながらも、災害、政情不安、開発援助への過度な依存、脆弱な産業構造といった要因によって未だに発展を阻まれている。
【クルーズ船で上陸】
全体画像 全長362m、 高さ72mはビルの24階建に匹敵、世界最大のクルーズ船で22万トン。乗客6,300人、乗組員2,400人、合計8,700人
船会社が所有するプライベート半島に寄港、アメリカの資本力はスゴイ!
ハイチの原住民が歓迎
寄港地:ラバディ(ハイチ)
ラバディは、ハイチにあるロイヤルカリビアン・インターナショナル(1969年設立の世界最大規模の米国船会社。カリブ海を拠点にカジュアル・ファミリー向けのクルーズが中心となり、2012年5月現在、21隻の客船を保有する。1991年以降は船名に「オブ・ザ・シーズ」と付けている。)の所有するプライベート半島。現在、ロイヤルカリビアン・クルーズ乗船者のみ立ち入りできる。
クルーズ船の富裕層に商売熱心
貧しいためか高価なものはない
珍しそうに見るハイチの現地人達
バーベキュー 日本人はこの程度、欧米人はこの10倍
トロピカルな飲み物
ハイチとは・・・
フランス人が、アフリカから連れてきた大量の奴隷を使ってサトウキビ農園を作り、世界で最も豊かな植民地の一つとなった。
アメリカ大陸で2番目の共和国であり、奴隷制度を廃止した最初の国であり、奴隷の反乱が成功して成立した歴史上唯一の国家である。
1804年の独立はラテンアメリカ初、かつアメリカ大陸で二番目であり、世界初の黒人による共和制国家でもある。しかしながら、
ハイチの政治は1804年の独立以来混乱が続いている。2009年現在の『失敗国家ランキング』ではワースト13位でありこれは北朝鮮(ワースト30位)より上位である。ハイチ地震 (2010年)で大統領府、財務省、外務省が倒壊したため、政府機能は麻痺状態にある。
ハイチの地勢は、主として岩の多い山々からなっており、沿岸部にはわずかながら平野や谷間を流れる川がある。長年に渡る乱伐で山は禿山だらけになってしまっており、そのために保水力がなく、ハリケーンが通過すると洪水となって大きな被害をもたらす。
IMFの推計によると、2013年の一人当たりのGDPは820ドルであり、これは世界平均の10%未満、アメリカ大陸の全国家の中で最も低い数値である。
植民地時代は世界で最も豊かで生産的な地域とも呼ばれていたが、現在では西半球でも最も貧しい国と言われており、国民の80%は劣悪な貧困状態に置かれている。
【街並み】
高い丘の上に重なり合う住居
雑踏の街
ポルトーフランス(首都)
ポルトープランスはハイチ共和国の首都でフランス語で「王子の港」を意味する。湾岸が商業地区、丘陵が高級住宅地となっている。首都への人口集中が起きてスラム化が進んでいる。
2010年1月マグニチュード7.0の強い地震があり、大統領宮殿等の政府機関を含む多くの建物が崩壊、多くの死者が出るなど壊滅的被害を受けた。
ハイチにおける経済の中心地で、コーヒー豆や砂糖の主要な積出港であり、石鹸、繊維、セメントも輸出している。
市内には公共交通機関といえるものはなく、庶民の足はもっぱら民営の乗り合いバスやピックアップトラックを改造した小型乗り合いバス、タクシーなどである。
小島にひしめき合う住居
ハリケーン
ハリケーンは焦土と化す
まるでアートの家みたい
郊外の家
道路沿いで商売
高い丘で住宅建築
【政府の指導者】
ハイチ編 終わり