ベリーズ
【MAP】
ワンポイント情報
・面積 四国より少し大きい
・人口 40万人
・首都 ベルモパン(人口25,000人)
・民族 メスティーソ(白人と現地人の混血)
(52.9%)、クレオール(黒人系)
(25.9%)、マヤ(11.3%)
・産業 観光業、農業(砂糖、柑橘類、バナナ)
【サンゴ礁】
ベリーズは、中央アメリカ北東部、ユカタン半島の付け根の部分に位置する英連邦王国((かつて英国の植民地であった16か国)の一国。
政体は国王を元首とする立憲君主制国家である。現在のベリーズ国王はイギリス女王エリザベス2世で、その代理人として実権のない総督がいる。
美しい海と珊瑚礁に恵まれ、「カリブ海の宝石」と呼ばれている。国名の由来はマヤ語で「泥水」を意味する言葉から来ているとされている。
国土の大半は未開発の熱帯雨林の原生林である。沿岸部は湿地帯でマングローブの森があり、世界第2位のさんご礁がある。中米の国の中で最も経済の開発が遅れた国である。
【首都ベルモガン】
【最大の街 ベリーズシティ)
【シュナントニッチ遺跡】
マヤ遺跡の一つ
最上階からの眺めは素晴らしい
人の顔がたくさん彫られている
最上階まで登られる
高さ40m
ベリーズの2$紙幣の裏側にも描かれているこの古代遺跡は、ベリーズを代表するマヤ遺跡のひとつ。シュナントニッチとは「石の女性」という意味を持つ。
9世紀頃に繁栄したといわれていて、エル・カスティージョと呼ばれる高さ40mのピラミッドを持つ。壁画の装飾も残っており、神や怪物などが刻まれ、保存状態も良い。また、乗馬をしながらこの遺跡に行くツアーも催行されている。
【カル・ペチ遺跡】
マヤ文明の一つ、カル・ペチ遺跡
シダの葉で造ったアーチ
カル・ペチは、ベリーズのサン・イグナシオという町の近くにあるマヤ文明の遺跡。
マヤの上流階級の家族が住んでいた邸宅の遺跡であり、主要な建物は古典期に建てられたものだが、紀元前900年ごろ(先古典期中期)から継続的に住んでいた証拠が見つかっており、ベリーズ西部では最も古い遺跡の1つとされている。マカル川の土手の上にあり、34の建築物が集まっていて、最も高い建物は約25メートルの高さである。紀元9世紀ごろ放棄されたが、その原因はわかっていない。
カル・ペチ とは「ダニの土地」を意味し、1950年代に牧草地だったこの場所で発掘を開始した際に名付けられた。現在は考古学的な公園となっており、継続して発掘も行われていて、出土品を収蔵した小さな博物館もある。
【宗教集団 アーミッシュ】
アーミッシュは18世紀以降、迫害から逃れるため、ヨーロッパから北米へ渡ってきた。現在はアメリカのペンシルバニア、オハイオ、インディアナ各州のほか、カナダのオンタリオ州、そしてベリーズに多く住んでおり、宗教上(プロテスタント)の理由で電気や自動車などの現代技術を拒み、昔ながらの生活を続けている。 2020年時点での推定人口は約35万人。
照明~ガス灯、情報収集~本、
掃除~ほうき、洗濯~洗濯板、
調理~スコンロ
食材の保存~冬の間に集めた氷を入れた箱、瓶、缶詰、燻製、
暖房~薪、冷房~うちわ、水浴び、
農作業~農機具を馬に引かせる、
て蓄電池に充電した電気を利用する程度
である。
(これらは日本の昔と同じ生活)
アーミッシュの乗り物
アーミッシュの女性
アーミッシュの男性
アーミッシュの家族
アーミッシュ 食事 風景
家ももちろん自分たちでつくっちゃう!
食糧は自給自足
農産物や工芸品を販売してわずかな収入を得る
アーミッシュ 食事
馬と遊ぶ子供
アーミッシュは洋服や帽子、寝具、石けん、家具、そして家まで、ありとあらゆる物を自分たちの手で、必要な分だけ作る。そしてアーミッシュは、無抵抗(平和)主義者。環境破壊行為である戦争に反対し、兵役を拒否する。
農業は農薬や化学肥料を全く使わずアーミッシュの農作物は市場では高値で売られ一部の高級ホテルや高級レストランで重宝されている。
【アーミッシュの規律】
【政府の指導者】
ベリーズ編 終わり