エルサルバドル
【MAP】
ワンポイント情報
・面積 九州の約半分
・人口 650万人
・首都 サンサルバドル(人口50万人)
・民族 スペイン系白人と先住民の混血約84%
・経済 在米エルサルバドル人による家族送金
が、経済の下支えとなっている。
エルサルバドルはパナマ、コスタリカ
に続いて中米地域で3番目に経済規模の
大きい国家
【国境→入国】
国境、どこの国境も緊張を強いられる。賄賂を要求されることもある。ガイドは仕方なく払うらしい。
国境に入ると必ずいる両替屋、この国は珍しい青空。
どちらがレートが良いのか?
警察官がたむろ、治安対策、麻薬の取り締まり。
7カ国全てのホテル、空港、公共建物に警官配備
国境の貧弱なDuty Free
ガイドと車をバトンタッチ 国境管理官にチップという賄賂を払わないと、入国をかなり待たされ、嫌がらせがある。
荷物は車の屋根に、テントをかけて。途上国は荷物検査はない。
入国できるまで今日はボックス弁当
民家、雨さえしのげれば、寒くはない。
国道脇は全てゴミの道
ドライブインで買ってみたお菓子、辛くて不味い
誰も食べないが、運転手と現地ガイドだけは旨そうに食べる
【サン・サルバドル(首都】
首都の街並み
現地で人気の「ププサス」
トウモロコシ食文化圏であり「ププサス」と呼ばれる独特の国民料理がある
探したらありました「かまくら」
今日の夕食は日本食
久し振りの冷酒を楽しむ
寿司もあり
サン・サルバドルとはスペイン語で聖救世主を意味する。
エルサルバドルの人口の3分の1が集中している。そのため国富の半分が集中し、エルサルバドルの経済の中心となっている。市中心部には多くの高層ビルが立ち並ぶが、先コロンブス期の歴史的建造物は地震やスペインの征服者ペドロ・デ・アルバラードによる破壊のため、現在ではほとんど残されていない。パンアメリカンハイウェイが市内を貫き、多くの都市と結びついている。また、同市はビール、タバコ、石鹸の生産地でもある。
サンサルバドル市民は富裕層と貧困層の二つに分けられる。貧困は同市の最大の問題である。
【マヤ遺跡】
ホヤ・デ・セレン遺跡
640年頃、火山噴火で灰の下に
ピラミッドは22m
見学の女子高生が写真をとせがむ
ホヤ・デ・セレン遺跡
1976年に発見されたこの遺跡は、600年頃に火山の噴火によって壊滅した村。
火山灰の温度が100~500℃と、さほど高くなかったことから、厚さ5~7mの火山灰に埋もれた遺跡の状態は良好で、「新大陸のポンペイ」と称されている。遺跡からは、現在までに日干しレンガで造られた住居やサウナ、集会場など17の建物や畑が発掘されている。
また、陶器、香具、シカの角製の髪飾り、染料といった日用品や農耕器具、化石になったトウモロコシやチリトウガラシ、カカオ豆なども見つかり、それまで不明だったマヤ文明の庶民の生活を知るうえでの、貴重な史料になっている。
【14家族】
エルサルバドル モンテカルロス農園(コーヒー)
綿花畑
貧困層は農園で働く
14家族
スペイン系の白人であるクリオーリョが、先住民インディオや混血のメスティーソなどを支配する、典型的な白人支配国家だった。中でも「14家族」といわれる名門一族がコーヒーや綿花の大農園や大企業を独占し、国の富と権力を握っていた。
特に1858年から本格的に始まったコーヒー栽培は、インディオの土地を囲い込んで大農園を作っていったのでインディオの貧困化がすすみ、一方の大農園主はさらに富を蓄えていった。
一方、貧困層は、世帯主がアメリカ合衆国へ出稼ぎに行き、その仕送りで国内に残った家族が生計を立てている家庭が多いのが中米諸国の特徴であり、この国も例外ではない。
【政府の代表者】
サンサルバドル編 終わり