エジプト
カイロの街からギザのピラミッドは目と鼻の先、すぐ見える
首都カイロ
カイロ市街 人口970万人
カイロの象徴・回転する展望台でカイロを一望! 180mの高さ
土産物
ハーン・ハリーリ・バザール
エジプト感がたっぷり
ナイル川
ナイル川
ナイル川の水資源をめぐる国家間の対立が続いている。世界最長の河川の一つであるナイル川の流域国は10カ国に及ぶ。下流から、エジプト、スーダン、エリトリア、エチオピア、ウガンダ、ケニア、タンザニア、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジ。
水資源の利用をめぐり既得権確保を図りたい下流国と水の利用を拡大したい上流国の対立が表面化し、膠着した状態が続いている。協定により、エジプトは自国の取水に影響が出る上流国でのナイル川関連事業などに対し実質的な拒否権を保持している。
国土全体が砂漠気候で雨がほとんど期待できないことから、各国は水のほとんどをナイル川に依存している。取水量が減れば、産業だけでなく、国民の日常生活も大きな影響を受けると思われる。今でさえ、農家同士の水争いは夏の年中行事であるのに、増え続ける人口も砂漠地帯に拡大を続ける農地も、全てナイルの水を頼りにしているのである。
ナイル川
スエズ運河
全長193キロ、幅205m、深さ24m
座礁して2012年、航行不能。世界の貿易の約12%がこの運河を経由する。
スエズ運河の通行料は1隻平均3,000万円。通航料は船の「重さ」「種類」「リスク」に応じて計算される。 喜望峰だと 1億円になる。 ちなみにパナマ運河は600万円。
エジプトの貴重な収入源である。
遺跡の街 ギザ
ギザの三大ピラミッド
大スフィンクス
現地人がマッチしている
ラクダも様になっている
エジプト第2の都市 アレキサンドリア
「地中海の真珠」アレキサンドリア
アレキサンドリア コルニーシュと呼ばれる海岸通り
エジプト アレキサンドリア
スタンリーブリッジ
アレキサンドリア図書館
単なる書籍の収集にとどまらず、ヘレニズムの学問を集積し、地中海世界に広めること、つまりアレキサンドリアを学問の中心都市にすることに情熱を注いだ。目指すところは、4万冊とも7万冊ともいわれる膨大な蔵書と、学術研究所であり教育施設でもある併設施設ムセイオンとして実現した。ここにはアルキメデスやユークリッドなど、ギリシャ哲学や数学など数々の学者が集い、手厚い庇護を受けたという。
11階建ての巨大な建物の中には4つの
博物館やプラネタリウムなどもある。
アレキサンドリア大王
ポンペイの柱
柱は高さ30メートル 柱周り8メートル アスワンで産出された、赤い花崗岩でできている。後世において、クレオパトラの庇護を受けた。
エジプト料理
人気料理
エジプトの国民食、フール・メダンメス
そら豆
ピラミッド料理
【政府の指導者】
・2011年2月エジプト軍軍事情報庁長官に就任した。
・30年の長期政権であるムバラク、その後のムルシー、マンスール、ベブラーウィー暫定大統領を経て、2013年エジプトクーデターが起こり、アッシーシーは軍の責任者として国民の熱狂的な支持者を獲得した。
・2014年選挙の結果、大統領当選。
・治安が不安定なエジプトにとっては経済の好転が治安改善のカギとなるとみられている。
・経済を活性化させるために国民に対して努力を促した。
「エジプトを改革するため、朝早くから夜遅くまで共に汗を流そう」と呼びかけた。
公務員の「午前7時就業」を打ち出し、実際に幹部公務員は7時に登庁している。
国民に対して「これまでの1000倍努力せよ」と発言した。
・新スエズ運河を完成させた。
・シーシーは権力を掌握後、ムスリム同胞団を中心に反体制派を徹底的に取り締つている。
・外交面では、シーシーはアメリカとロシア、中国を利用する外交を展開している。
・2019年2月10日にはアフリカ連合議長に就任し、2020年までにアフリカから銃声を消すことを目標に掲げた。
・シーシーは日本人の勤勉さや規律を守る国民性について、コーランの教えの実践でもあるとの考えを示し、日本人を「歩くコーラン」だとたたえた。
・実利主義者で人の意見を良く聞き、歴代大統領とは異なる独自の政治プランをもっている、と評価されている。
エジプト編 終わり