スーダン

【MAP】

・面積 日本の約5倍 ・人口 4300万人 ・首都 ハルツーム(人口273万人)

首都 ハルツーム

飛行場のロビーではムスリムの女性が、見慣れない黒い服

スーダンの首都ハルツーム、コリンシアグループのモダンなホテルに4連泊

ホテルの朝食はオムレツが人気

中国による63棟もの高層ビル がスーダンの首都で建っている。

青ナイルにかかる橋はホテルの真下

昔はイギリス、今は中国からの支配が続く。

【ナイル川】

青ナイルと白ナイルの合流点

合流地点。手前が流れの速いエチオピアからの青ナイル、奥がヴィクトリア湖からの白ナイル

青ナイル川や白ナイル川を利用した大規模灌漑農業が行われ ている。

スーダンの主食であるソルガムや小麦、輸出作物の綿花や胡麻が生産されている。 

アフリカ稲とアジア稲を掛け合わせて育種された乾燥や病気に強いネリカ米の導入に向けた試験研究を開始し た。

ナイル川の水で農作業

ナイル川クルーズ

石油資源】

スーダンと南スーダンの石油油田の位置とパイプライン(赤線)。南スーダンはケニア経由のパイプラインを考えている。

1956年独立。

2011年、南部スーダンが南スーダン共和国として分離独立

201179日に南スーダンは独立したが、南スーダンには石油など豊富な地下資源が眠っており、その境界の資源の帰属を巡って現スーダン政権との間に新たな混乱が生じる可能性もある。

 ・経済 2011年の南スーダン独立により、スーダンの石油関連製品輸出は約75%減少し、スーダンの経済情勢は依然深刻である。

・石油 南スーダンがスーダンに対してパイプライン施設使用料を払う取り決め。

・国土 南スーダン共和国が分離独立する前は、アフリカ大陸最大の国土を有していた。

【砂漠】

バユダ砂漠 家族10名でここに住む

遊牧民の家 炊事小屋、片隅の囲炉裏で煮炊き

16歳の少女は一児の母

放牧のラクダが悠然と歩く砂漠地帯

北アフリカに位置する首都をハルツームに置くスーダン共和国。国土の30%以上が砂漠のスーダンには、ヌビア砂漠、バユーダ砂漠、リビア砂漠の3つの砂漠地帯がある。歴史遺産も多く遺跡巡りや神殿・ピラミッドなどの名所も人気。

メロエの砂漠でラクダに乗る少年。後方はメロエのピラミッド群。

スーダン・メロ江のピラミッド

【内戦の避難民】

国内難民キャンプ

南ダルフール州ニヤーラー付近のIDPキャンプ

政府の指導者】

バシール  スーダン第8代大統領

ブルハーン スーダン最高評議会議長

アブダッラー・ハムドゥーク首相

1899 - 1956 英埃領スーダン(エジプトとイギリスの共同統治領)


バシール 1989年~201930年間独裁として君臨。

     最後はスーダン国防軍によって逮捕された。


ブルハーン スーダン最高評議会議長 1960年生 60

 

・軍人、政治家。階級は中将

2019年、国家元首にあたる最高評議会議長の役職にある。

・反政府抗議運動の徹底的な弾圧や、インターネットの遮断を行っている。特に2018年には、平和的にデモ行進していた大勢の人々が、警察部隊や民兵に殺害され、40人前後の遺体がナイル川に投げ入れられたほか、数百人がハルツーム市街で拷問、傷害、強姦された。

・スーダンの軍事学校で学び、エジプトやヨルダンに留学した経験もある。


アブダッラー・ハムドゥーク スーダン首相 1956年生 64

2019年就任

・経済学者

ハルトゥーム大学卒業、英マンチェスター大学で博士号(経済学)。スーダン財政経済企画省、アフリカ開発銀行、ILO、国連アフリカ経済委員会等で勤務。


スーダン編   終わり