エスワティニ
(元スワジランド)
【MAP】
【街並み】
面積 日本の四国よりも、少し小さい。
人口 113万人
首都 ムババーネ(人口95,000人)
1968年、イギリスより独立
独立直前の1960年代でも国土の62%が白人(イギリス)の土地となっていた。
産業 農林業(砂糖,木材,柑橘類)
肥沃な土地,温暖な気候,水・鉱物資源等の好条件に恵まれる
【民族衣装】
現地ガイドは民族衣装で現れた
民族衣装のガイド
16世紀頃の住宅
住宅内部
【台湾】
アフリカの多くの国が、中国と国交を結び、その見返りに大統領官邸をプレゼントされたり、インフラ整備を受けたり、まるで中国の植民地であるかのようだが、中国はしっかり資源をいただいている。
しかし台湾はこの国と国交を結んでいる。何故か?
【変な国!】
この儀式の目的は、国中の未婚女性が王母のもとに集まり、王母へ捧げる共同作業を行うことによって王家への忠誠と女性間の連帯を深めることである。
これは建前であり・・・
HIV感染率世界一のスワジランドで「処女ダンス」、問題視される舞台裏。
8万人から1人、どのようにして選ぶ?
8万人の処女を見て御満悦そうな王
14人の王妃、しかし3人は外国に逃避している
キーワードは「処女ダンス」
国王と王女
【国王の親は?】
父親ソブーザ2世
1899~1982 83才没
ヌトンビ王妃(現国王の母親 1950年生 70才
父親ソブーザ2世
・1899~1982 83才没 ヌトンビ王妃1950年 70才
・摂政時代も含めて80年以上も在位し、崩御するまで君主として世界最長記録(1982年当時)保持者であった。
・部族からの支持を得るために多くの女性と結婚した。
・70人の王妃を迎え、210人の王子・王女がいた。子供の内180人が幼児期を生き延び、97人が成人になったと報告されている。また、ソブーザ2世が崩御した時点で、1,000人以上の孫がいたという。
前国王ソブーザ2世の霊廟
国民の血税の霊廟
【政府の指導者】
ムスワティ3世 エスワティニ国王 1968年生 53才
・放蕩三昧の暮らしぶりや政策に対して国内外から批判を受けている。
・国王としての教養を身に付けるためイギリスに留学後、国王となる。世界最年少の国家元首だった。
・新憲法制定後も反対者の不当逮捕やジャーナリスト、労働組合指導者、LGBTへの弾圧を行っており批判を受けている。
・国民の1/3が貧困層であるという事実を軽視し、王室費だけではなく国家予算にまで手をつけて自家用のセスナ機やダイムラー製のマイバッハを購入したりしている。
・2004年には11人の妻のためにいくつもの宮殿を建設したりするなど、その散財癖が各国の非難を呼んでいる。
・2001年9月9日にはHIV/AIDSの蔓延を予防するため、2008年8月までの5年間性行為を禁止した。しかし、禁止から2カ月後に13番目の王妃を選び性行為に及んだことが発覚し、300人の女性が抗議で王宮に詰めかけたので国王は非を認めて、罰金として牛1頭を差し出したが、牛は女性たちの村でバーベキューになった。
・2002年に18歳の少女を王妃にするために誘拐したとされる。母親は、彼女が二人組の男性に誘拐されたとして警察に訴えた。母親は取り戻すため裁判を起こすが、敗訴している。少女はその後二人の子供を産み、2010年に正式にムスワティの王妃となった。
・ムスワティには15人の妻と25人の子供がいる。
醜聞アレコレ
・2004年には第5夫人と第6夫人の不倫が発覚。宮殿を去った。第5夫人は現在ロンドン、第6夫人は南アフリカのソウェトに住んでいる。今回も第12夫人の不倫発覚で、ムスワティ王は「恥をかいた」とカンカン。不倫情報を外部に漏らした人間を突き止めると息巻いているらしい。
・2010年、マンバ法相が国王ムスワティ3世の妻(23)と不倫しており、国王所有の高級ホテルで、警察が密会現場を取り押さえたと発表していた。同法相は国王の右腕とされていた人物。
・ムスワティ国王はこんな法律も出している。「10歳以上の女性のミニスカート禁止」という法律。授業中に教師が欲情したら困る、という理由。
【編集後記】
放蕩息子の国王はやりたい放題である。女のことしか頭に無いのかも知れない。また自分より強い者、強い国とは戦わないと云うのがこの国の決まりであるとか、この様ないい加減な国が2世紀に渡り、よく生き永らえてきたもんだと感心してしまう。
エスワティニ(元スワジランド ) 編 終わり