トンガ
MAP
ワン・ポイント情報
・国名 トンガ王国 ・民族 ポリネシア系
・人口 105,000人 ・宗教 キリスト教
・人口 106,000人
・首都 ヌクアロファ
・産業 農業、漁業と観光、
出稼ぎ
・面積 対馬とほぼ同じ ・識字率 98.9%
・言語 トンガ語,英語 ・平均寿命 71才
旅の初めに・・・
2014年5月、南太平洋の小国トンガを旅する。
トンガと言えば非常に体の大きな人が多い、との認識がある。
そしてこの地域では珍しい王様国家である事。
テレビで度々放映されるトンガ人の奇抜な衣装も面白い。南太平洋の楽園とはどんな国なのかを期待し て行く事にする。
☆到着 (首都ヌクアロファ)
ニュージーランド経由、トンガの首都ヌクアロファ空港に到着
現地ガイドがレイを持参して待つ
常夏の楽園は暑い
旅行仲間の医師スーさん、レイをかけてもらいご満悦
仲間から次々と、満面笑顔
首が重たいよ〜
☆トンガとは
・太平洋諸島の多くの島々が、ヨーロッパの列強国の支配下に置かれ
てきた中で、トンガは過去に一度も植民地化されなかった南太平洋
で唯一の国である。
・トンガ王国はニュージーランドの北2,000kmに位置する。
・トンガは南半球に位置することから季節は日本と逆になる。
・「ガリバー旅行記」の巨人国のモデルは、実はトンガではないかと
思われるほど大柄な人が多い。
・トンガ人は、概して大人しく、社交下手で、長いものには巻かれ
ろ、本音と建前を使い分ける。世間体を気にするなど、日本人に驚
くほど似ていると言われているそうである。何となく顔も似ている
きらいがある。
☆トンガタプ島
トンガタプ島は、トンガ王国の本島であり、島内に首都のヌクアロファがある政治の中心で、国王も在住している。
トンガの南部諸島に位置し、国内で最も人口密度の高い島でもあり、2006年の人口は71,260人で、これは国内の70.5%を占める。面積は259km²で、日本で言えば徳之島に近い。
島には、トンガの初期及びヨーロッパ人の渡来後の数多くの歴史的地区がある。象徴的なものの一つが王宮である。
☆首都ヌクアロファ
ヌクアロファは、人口約21,000人のトンガタプ島に位置するトンガ王国の首都。コプラ、バナナ、バニラ、民芸品などを輸出する。
ヌクアロファには、トンガの国民の約30%が住んでおり、王宮や教会が集中している。近郊にファアモツ国際空港があり、トンガの玄関口となっている。
綺麗なホテルで一安心
ロイヤル トンガ インターナショナル ホテル
コインには王様
取りあえず、蚊取り線香を出して用意万端
この国も日本車が殆ど
☆トンガ郵便局
最近の観光客は旅行先からその国の切手で葉書を出すのが特徴
以外に綺麗なオフィス
切手
トンガの魚かな
☆トンガの王室
後列真ん中の大きな人が現国王。腰ミノが正装
トンガ国旗
現国王
☆トンガ国会 議事堂
右の赤い屋根が国会議事堂
内部を見せてくれるとは言ったが、鍵が・・・
国会の警備員、議員は32名
国会の事務員、花を左につけるのは独身とか
国会議員二名が現れた
国会議員と記念写真を撮るグループ
将来の議員さん
☆民芸品店
☆マーケット
首都の台所
トマト専門店
手前が野菜、果物、奥に魚・肉
☆王宮
広い庭に王宮
王冠が象徴
☆王家の墓
かなり広い庭の奥に墓が沢山
正面、フェンスで近寄れない
☆街並み
ローマ・カトリックの聖メアリー大聖堂
街を歩く女性、はにかみながらポーズ、腰ミノがこの国の特徴
☆バジリカ教会
バジリカ教会
三角錐の内部は珍しい
サーカスのテントの様な教会
☆トンガ墓地
トンガには、王族、貴族、平民という階級制度があり、
ここは一般の人の墓地である。
とにかく派手で綺麗。
この写真の人は国民に愛された音楽家とか
カラフル
生花を絶やさない
墓の前には海岸線、ヤシの木が美しい
南太平洋の落日
☆トンガ・ナショナル・カルチュラル・センター(トンガ伝統芸能)
美女の御迎え
食事のテーブル
子豚の丸焼きやココナツ・ミルクが
歌姫
カバ・セレモニーが始まった
ココナッツ・オイルを体に塗り艶々の踊子たち
☆マリンレジャー
エンジン付きモーターボート
海岸は七色に輝く
昔風のカヌー
☆キャプテン・クックの上陸記念碑
3度にわたって、トンガにやってきたキャプテンクックに敬意を表して作られたもの。
この記念碑は、1777年、3度目の上陸を記念して作られたもの。
周囲はヤシの木林
事務所?
記念碑
この海岸に到着
☆トンガ王朝の巨石墳墓ランギ
ランギとは巨大な墳墓のこと。
その昔、この辺りはトンガ王朝の都だった。
昔の栄華いまいずこ
今は看板だけ
☆農村地帯
カラフルな洗濯物
カボチャ畑
イモ畑
☆ハァモンガの三石塔(遺跡)
鳥居のような巨石塔 "Ha'amonga'a Maui" 高さは5mくらい。
何の目的で造られたのかは、諸説あるが未だ謎のようだ。
説明
土産物のテーブルが続々と
高さ5m
サンゴ礁の様だが
☆学校訪問
学校があったので、表敬訪問。快く快諾
日本の援助で作られたそうで、道理で愛想が良かった
整理整頓の教室 日本人の観光客はお土産持参(左の二人)
皆、幸せそうな笑顔
先生
日本人観光客の誰かが、世界地図(黒板の左)をプレゼント、先生も生徒も大喜び
☆トンガの主要作物
五月のこの時期は何処でもスイカが出回る
スイカは黒と白
トンガのカボチヤ
トンガの気候は日本と逆、そこで日本の商社が着目し、11月〜3月に日本で少なくなる時期にカボチヤをトンガから輸出している。
トンガの輸出品は、カボチャが93%を占めており、他に無いのが課題。
日本のカボチャ輸入の上位3国
1位〜ニュージーランド 83、558トン
2位〜メキシコ 21、033トン
3位〜トンガ 12、639トン
日本全国の「かぼちゃ」の生産量(収穫量)は約22万6000トン(2006年現在)。トンガは重要な輸出国である。
タロイモ
ヤムイモ
トンガの主要作物
タロイモ(サトイモの仲間)、ヤムイモ(山芋の仲間)、マニオケ(キャッサバ=イモ)、クマラ(サツマイモ)、コブラ(ヤシ油)、バナナ
☆観光名所
トンガで観光客の多くが行く名所はこの木、ココナッツ椰子の木
先端が3つに枝分かれした珍しい木、ヘェ〜
☆ホウマの潮吹き穴
島の南の海岸線にあるホウマ村の潮吹き穴では、波が荒々しい岩礁にぶつかって穴から潮を噴き上げる雄大な光景が見られる。
案内盤
数百メートルにわたり波しぶきが高く上がる
波が来たっ !
ドド〜ン!
傍らの民芸品店
☆ランチ・タイム
ケレティ・ビーチのレストラン
美味しいタロイモが出た
デザートはスイカが食べ放題
時計回りに左下からサラダ、ツブ、イカの味噌和え、中華酢豚、タロイモ、マグロの刺身、スイカ、そしてマンゴー。ビュッフェ・スタイルなので食べ放題。ビールが進む〜
ココナッツ・ジュースはチトね
ママさん、御馳走さ〜ん
☆空港、トンガ人
女性は腰ミノ:正装です
男性はムシロ巻き:正装です
腰ミノの素材が少し違う
南国らしいウチワ?
☆ 略 史
年月 略史
1616年 オランダ人の探検隊が北方の二島を視認
1845年 キリスト教徒のトゥポウI世がトンガを統一
1900年 英国の保護領となる
1970年 英国より独立
☆南太平洋独立国一覧
南太平洋の独立国
・ポリネシア〜ギリシャ語で「多くの島々」の意味である。人口の総数は600万人。
地域はハワイ、ニュージーランド、トンガ、ツバル等太平洋の東南地域。
・メラネシア〜赤道以南、 オーストラリア大陸より北東に位置する。ギリシア語で 皮
膚の黒い人々が住む島々の意。パプアニューギニア、フィジー諸島
人口は860万人。
・ミクロネシア〜南太平洋地域諸島の北に属し、フィリピンや台湾の東の地域。パラ
オ・ミクロネシアがある。ギリシャ語で「小さな島々」の意味。人口は52万人。
政府の指導者
旅を終えて・・・
トンガ人の体の大きさに先ず驚いた。男性の平均身長は180cm、平均体重が95kgで、女性は少し下回る程度である。
しかし、心根は優しく笑顔が絶えない。腰ミノや相撲取りの化粧回しのような服装がユニークで何とも愛らしい。
カボチヤが日本に送られているのは知らなかった。感謝して食べなければなるまい。
決して裕福ではないようだが、国民が幸せそうである。幸せの御裾わけを頂いてきたような気がして心が和らいだ。天国に近い南太平洋の旅であった。
終わり
トンガ編 終わり