セントクリストファー・ネイビス
【MAP】
ワンポイント情報
・面積 西表島とほぼ同じ
・人口 5万人
・首都 パセテール(人口1万4千人)
・民族 アフリカ系(92.5%)、
混血(3.0%)、白人系(2.1%)
・言語 英語
・宗教 キリスト教
・産業 観光業、製造業(衣類、履物など)
・略史 1493年コロンブスが発見~1623英国植
民地~1983独立
【カリブ海の青空】
ビーチのすぐ上を飛行機が飛ぶ、常に青空が広がる
【先住民族】
カリブ族(インディオ)の家族
カリブ族
この国に住んでいた先住民のカリブ族(カリナゴ族:インディオ)は、イギリスとフランスの入植者によって大虐殺され、生き残った者は島から追われた。
先住民
世界中には約3億人と推定される先住民族がおり、70カ国以上に住んでいる。
主としてアメリカ大陸のインディアン、北極圏のイヌイットやアリュート(アリューシャン列島)、
北ヨーロッパのサミ(北欧のトナカイ民族)、オーストラリアのアボリジニ、南アメリカのボリビア、ペルー島の国には住民の約半数の先住民が住んでいる。
また中国やインドには合わせて1億5,000万人もの部族民が住んでいるという。
アメリカの人口を分析すると、
白人: 204,277,273人(61.6%)、アフリカ系: 41,104,200人(12.4%)、先住民3,727,135人(1.1%)、アジア系: 19,886,049人(6.0%)他である。
【小さな空港】
小さな空港で建物も1階建て、素朴さがイイ~
カリブ海を飛ぶ、リァツト航空はプロペラ機
リァット航空
リアットはアンティグア・バーブーダの航空会社である。本社は、セントジョンズにある。
リアットは、カリブ海諸国の22空港に高頻度で定期便を運行している。
拠点空港は、セントジョンズにあるV.C.バード国際空港である。他にもバルバドスのグラント
レー・アダムス国際空港とトリニダード・トバゴのピアコ国際空港を拠点としている。
【ホテル】
海沿いのホテル
黒人のお姉さんが「ウエルカム~」とドリンク・サービス
夜のカリブ海に面したレストランは雰囲気抜群
チキンと魚
メインは骨付きカルビ―
【首都パステール】
カリブ海のかなたから昇るご来光を眺める。 右にはクルーズ船
バセテール(首都)
人口15,500人(2005年)。主な産業は砂糖、漁業である。
1627年に島の中央部分がイギリス領、北部と南部がフランス領となった。その後、1783年に全
島がイギリスの植民地となった時に、バステールはフランスからイギリスの植民地となった。
2003年に日本の政府開発援助(ODA)としてバセテール漁業複合施設が建設された。
時計塔
ジンジャー・ブレッド様式の家屋
ジンジャー・ブレッド様式の家屋
首都バセテール
2003年に日本の政府開発援助(ODA)としてバセテール漁業複合施設が建設された。
【要塞】
ブリムストーン・ヒル要塞
下から見る要塞
攻めてくるフランス軍に向けて大砲が幾つも。遠方の島はネイブス島
セント・クリストファー・ネイビスとは
小アンティル諸島北部のセントリストファー島とネイビス島の2つの島からなる国。セントキッ
ツ・ネイビスとも呼ばれる。1983年英国より独立。首都はセントクリストファー島のバセテール。発見者コロンブスは自身の名をこの島に名付けた。
ブリムストーン・ヒル要塞は世界遺産に指定されている。
ブリムストーン・ヒル要塞
17世紀から18世紀にかけてイギリスが建てた、西インド諸島最大の要塞の史跡である。イギリス人の設計により、ほぼ90年間の歳月を費やして、1782年に完成させた要塞である。実際の建設作業には、アフリカから連れて来られた奴隷の労働力が充てられた。
17世紀から18世紀にかけて、セントクリストファー島とネイビス島は、イギリスとフランスとの間で領有を巡って対立していた。1690年、フランスを駆逐した後、イギリスはブリムストーンに要塞を立てた。そして、1736年までに要塞には49丁の銃を保持していた。そして、イギリス軍による西インド諸島攻略の拠点地として、「西インド諸島のジブラルタル」と呼ばれていた。
1999年にはブリムストーン・ヒル要塞国立公園としてユネスコ世界遺産に登録された。
【政府の指導者】
セントクリストファー・ネイビス編 終わり