バルバドス
【MAP】
【サンゴ礁の島】
全体が珊瑚礁で出来ている島国
珊瑚礁の上にホテル群
バルバドスとは
島国であり、島全体が珊瑚礁で出来ている。ラテンアメリカ、カリブ海諸国全域において、最も議会制民主主義が定着した国であり、国際連合による人間開発指数では42位(2010年度)と域内最高である。
英国の植民地となる前は、1500年 スペイン人がこの島に渡来。スペイン人はこの島を植民地化はしなかったが、その間、全ての先住民を奴隷としてイスパニョーラ島(ハイチ・ドミニカ)で強制労働させた。そのため、バルバドス島は無人島化してしまった。
1536年 ポルトガルの航海者ペドロ・カンポスが、バルバドス島に上陸した。その後、スペインによる奴隷制プランテーション農園が開設されたが、やがて放棄された。
IMFによると、2010年のバルバドスの国民一人あたりGDPは14,326ドルで世界42位、カリブ海地域において最も裕福な国の一つである。
イギリス植民地時代から、バルバドスは安定的な政治と国民の高い教育水準により経済的に豊かな国であった。 歴史的に、バルバドス経済はサトウキビ栽培によって支えられてきた。
しかし1970年代後半からは観光業が発展し、バルバドス経済を支える柱となった。 グレープフルーツの原産国でもある。
【 首都 ブリッジタウン 】
ブリッジタウン の港
ブリッジタウンは文字通り橋が多い
ブリッジ・タウン (首都:世界遺産)
1628年にイギリスにより建設され、現在は観光地となっている。町並みはイギリス植民地時代を強く残し、町の名のとおり、橋の多い町でもある。
火焔銃の花は南国では街路樹
火焔樹は花を終わり、種となる季節
【サトウキビ農園】
看板
セント・ニコラス・アビー農園邸宅&ラム酒蒸溜所
邸宅前の広い庭
一面に広がるサトウキビ畑
邸宅前から眺めるサトウキビ畑とカリブ海
セント・ニコラス・アビー (サトウキビ農園)
1650~60年代に建築された、サトウキビ畑を有するイギリスの農園王の邸宅。贅を尽くして建てられている。 今でもサトウキビ畑があり子孫が経営している。
農園王が経営するレストランへ
黒人奴隷が働き手
農園王の邸宅見学
フレッシュジュース
バイキング料理
夕餉の前菜
美味い!
メインはビーフ
デザート
モーガン・ルイス風車
200年前の風車
モーガン・ルイス風車
モーガン・ルイス風車はサトウキビを圧搾するためのもの。
バルバドスで最も大きく200年の歴史があり、国の重要文化建築物である。
1996年には国際保護建造物に指定され、世界に散らばる100の風車のリストの筆頭に挙げられたそうである。バルバドスはカリブ海のなかでも風車跡が多く残っていて、サトウキビプランテーションの歴史を物語っている。
【政府の指導者】
モトリー バルバドス首相 1965年生 56才
・政治家で弁護士である。
・2018年首相就任
・1994年より国会議員。
バルバドス編 終わり